シネサルの「映画のブログ」

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映画-ニュース

 入江悠監督「なぜか東京を去る理由」

『SR サイタマノラッパー2 〜女子ラッパー☆傷だらけのライム〜』の公開が控えている入江悠監督が、自身のブログで東京を離れることを発表。 http://blog.livedoor.jp/norainufilm/archives/51672315.html 理由は、前作の『SRサイタマノラッパー』の評判が高…

 シネカノン、民事再生法適用を申請(2010/01/28)

映画製作・配給会社の「シネカノン」と映画館経営の「CQNシネマズ」が民事再生法適用を申請した。 2009年にも既に独立系の配給会社の倒産や事業縮小が相次ぎ、ミニシアターもヒット作に恵まれない状況が続いていて、その流れが続いているということだろう。 …

 2009年の映画の興行収入(2010/01/27)

テレビ東京23:00からのワールドビジネスサテライトなどで、2009年の映画の興行収入に関しての報道があった。 内容は、その後ネットで調べたものも加えて以下の通り。 2年連続、邦画が洋画を上回った 邦画は前年比1.3%増の1173億円 洋画は12.3%伸びて887億円 …

 ついに入場料毎日1000円の映画館登場、でも…

ワーナー・マイカル・シネマズ(以下、WMC)海老名と釧路において、1月9日から4月9日までの期間限定で、毎日全作品の入場料を1000円にするサービスを開始した。(ただし、3D作品は1300円) http://www.warnermycal.com/cinema/info/l3/Vcms3_00004310.html WMC…

 2009/11/24(火)〜2009/11/27(金)の日記

【11/24(火)】 テレビ東京08:56からの「E morning」。 特集は「急速に広がる3D映画」。 解説は、日経エンタテインメントの品田編集長で、またちょっといい加減なことを言っていた。 まず、日本のスクリーン数は相変わらず増加中であるにもかかわらず、映画人…

 2009/11/09(月)〜2009/11/10(火)の日記

【11/09(月)】 昨夜、遅く寝た割には普通の時刻に起きる。 朝のワイドショーで、昨日の日記に書いた山田孝之の舞台挨拶の動画を1番組だけ観てみたが、危ないのも危なくないのも、ギャグは全部カットされて、当たり障りのないニュースになっていた。 そんな外…

 2009/11/08(日)の日記 (山田孝之、『ギララ』)

世界CMコンテストの受賞作などによく観られる、1分も2分もの尺でわざわざストーリー仕立てにして、オチ重視みたいなCMの好まれ方が理解できなくて、日本の15秒CMの方がスマートでいいと思っている。 例えば、ホンダのアコードの海外のCMで、アコードの部品で…

 「『沈まぬ太陽』は24年ぶりにインターミッションのある邦画」なんて嘘を渡辺謙に言わせたのは誰だ?

先週、テレビ番組に『沈まぬ太陽』の宣伝で渡辺謙が出演していて、その中で 「『沈まぬ太陽』は24年ぶりにインターミッションのある邦画」 と言っていた。 もちろんこれは明らかな間違いなのだが、渡辺謙が無知だということではなく、おそらく配給会社か宣伝…

 『しんぼる』、エセ映画ファンと芸能メディアのおかげで大評判 ★

松本人志監督の2作目『しんぼる』が、9月12日に封切られた。 ちなみに、私は1作目の『大日本人』も観てないので、映画の内容や出来に対する感想は何も言えない。 世評では、『大日本人』は評論家にも映画ファンにも不評だったが、興行成績は上位にランキング…

 2009/08/18(火)〜2009/08/20(木)の日記 (『グロテスク』vs24時間テレビ)

【8/18(火)】 昨夜、「世界陸上」を朝近くまで観たせいで日中眠い。 そのせいなのか、いや多分それとは関係なしに、家に帰ってもこれといって何もせずに、「世界陸上」も集中しないでボーっと観ていた。 時間を無駄にしてしまった。 =======================…

 2009/08/06(木)の日記 (ムービーアイ破産、情報誌)

「ムービーアイ、破産」のニュースに衝撃を受ける。 最近、大きめに報じられる芸能ニュースがいくつかあって、世間では2chをダウンさせるぐらい話題になっているらしい。 (ネットメディアの代名詞のような2chも、しょせん既存メディアの後追いで騒いでるよ…

 『おくりびと』オスカー受賞後騒動について雑感 ★☆

『おくりびと』の日本における扱いは、日本時間2月23日(月)のアカデミー外国語作品賞受賞の前後で、大きく変わったのはご存知の通り。 以下に、その変化の数々に対してコメントします。 ▼オスカー授賞式の1週間ぐらい前から、全国の映画館で再上映が始まった…

 「涙でぬれたハンカチの忘れ物続出!前向きな涙を流せる『オーストラリア』」(シネマトゥデイ、2/20) ★☆

「シネマトゥデイ」というサイトは、映画のニュース発信元としては、どうかと思うことが多い。 例えば、映画の宣伝手法として、タレントを試写会に招待したり宣伝担当に任命したりして、そのタレント目当てにプレスが集まってくるのを期待して、映画を広めて…

 2008/11/13(木)の日記 (トヨエツ、矢口史靖)

ニュースで「豊川悦司、救急車で搬送」の見出しにショックを受ける。 結局は、鍋の牡蠣による食中毒で大事には至らずすぐに退院したとのことだった。 最近映画人の訃報を耳にするたびに、それぞれそれなりの感慨を抱いてたのだが、トヨエツにも逝かれたと一…

 2008/10/07(火)〜2008/10/11(土)の日記 (緒形拳、トリハダ4、アキレスと亀、宮廷画家ゴヤは見た、トンスラ、他)

【10/07(火)】 緒形拳の訃報。 彼を最初に知ったのは『八甲田山』(1977)で、あの映画の出演者でちゃんと訛って台詞を言っていたのが、福島県出身の秋吉久美子と、東京都出身の緒形拳だけだった。 (まあ、彼が偉かったというか、訛るか訛らないかどっちかに…

 市川準が死んじゃった…

最初の市川監督作品は『BU・SU』(1987)だった。 あの映画の第1の特徴は、『アイコ十六歳』(1983)や『さびしんぼう』(1985)などで豊かな表情を見せていた富田靖子が、ぼぼ全編笑わずにムスっとした表情をしていることだった。 あと、それまではドラマチックに…

 「ヴェネチア映画祭、コンペ出品の日本の3作品はいずれも好評」のニュースは真に受けてはいけない ★

…とはいっても、ホントに好評なのかもしれないが、好評でもないのに好評だとねじ曲げて報道している可能性もある。 その理由は、好評だと言っておいたほうが、日本人の期待を結果発表まで引っ張って、ニュースの注目度を上げることが出来るから。 日本のメデ…

 シネマトゥデイ、「松本人志監督、北野監督については「もう、えーやん!」とうんざり?」 ☆

まず、この記事のタイトルを読んで連想されるのは、『大日本人』の監督の松ちゃんが、同日公開作品の『監督・ばんざい!』の北野武監督に批判的だということだろう。 でも、記事の本文を読むと…(注意:本文は読みに行かないことを希望します。アクセスカウ…

 日本アカデミー賞、映画業界的には意外な結果?(シネマトゥデイ) ★

なんじゃい、この間の抜けた記事は。 以下、一つ一つ指摘。 >約4400人の日本アカデミー賞協会会員の多くは東宝、東映、松竹、角川など大手の配給系列の会社で構成されているため、受賞作はすべてではないが、この大手の配給か日本テレビのかかわった作品が…

 2006年度日本映画、映画賞まとめ

先日の日本アカデミー賞の発表で、ほぼすべての賞の結果が出揃いました。 以下は主要な賞の主要な部門の一覧で、それ以外の賞などの詳しい内容や、賞に対するコメントは本館の方にあります。 本館の主旨は、賞の結果を絶対視せず、結果に振り回されないこと…

 丹波哲郎さん死去

24日に肺炎のため亡くなったそうです。享年84歳(1922〜2006)。 唯一無二の存在だった彼のことを思うに、改めて映画って俳優なり映像なりが発する理屈を超えたものを感じ取ることであり、決して(例えば演技の上手い下手だけで俳優を見るような)頭でっかちで…

 【ウソ⇒】『デスノート』、「前編」「後編」分けて公開、日本映画初の試み

こんなデタラメな記事はここ(日経BP)に限らずテレビでも目にしたことがあるけど、こんなことだと「映画検定」2級以上の人じゃないとマスメディアに乗せる記事を発信してはいけないとかいう決まりにしないとイカンのじゃないの?シャレにならない。 ここで…

 【訃報】田村高廣(田村高広)

阪東妻三郎の長男で、阪妻亡き後俳優デビューした彼は「二代目阪妻」を期待されたのだが、結局生涯「高廣」で通したのは、豪快な阪妻とは正反対のタイプの役者だったから。 実際、彼も「あの映画のあの演技」といった強烈な印象はないのだが、それは悪い意味…

 【訃報】岡田眞澄(岡田真澄)

もちろんご存知のように本人は素敵な方だったし、数々の映画などに出演したのだが、「あの出演作のあの演技」というのが具体的に思い浮かぶほどではない。(まさか、『マグマ大使』や『みんな〜やってるか!』などでのスターリンの役なんかについて言っても…

 【訃報】今村昌平監督

私が語るよりもっとふさわしい人が数々のコメントを発していると思うので、私は『赤い橋の下のぬるい水』(2001年)について。(ちなみに、彼の遺作はこの次に作られた『セプテンバー11』(2002年)の一編。) あの映画は、主人公の役所広司が、知り合った清水…

 イ・ビョンホンのファンイベントに42000人

2006年5月3日、東京ドーム、サンケイスポーツ他より ちなみに、この入場料は9800円なので、売り上げはざっと4億円。 この数字が何を意味するかというと、彼の最新出演映画の日本での興収が、去年の『甘い人生』が6億4700万円(キネ旬より)、『美しい夜、残…

 USEN、日活の買収を断念 ITmedia News、他

以下の内容は、USENがそうかどうかはわからないので、USENがそうだと言ってるわけではなく、あくまでUSENとは無関係の一般論(極論)としてですが…。 「映画」のことを「コンテンツ」なんて呼ぶ奴らに、映画の将来を委ねちゃイカンよ! 「食事」のことを「栄…

アン・バンクロフト死去のニュース。

ニュースの見出しには、「ミセス・ロビンソン死去」なんてのもあって、芸名より役名で呼ばれるのはなんか悲しい。 さらにデイリースポーツなどでは、「後年のインタビューでは、ミセス・ロビンソンの印象が『奇跡の人』の役より強く映画ファンの印象に残って…