シネサルの「映画のブログ」

星(★/☆)の採点は、★4つで満点 ☆は0.5 ★★★★人類の宝/★★★☆必見/★★★オススメ/★★☆及第点/★★中間レベル/★☆パスしてよし/★ひどい/☆この世から消えろ

 『龍が如く 劇場版』 ★☆

2007年、日本、カラー、1:1.85、110分、日本語&韓国語
【監督】三池崇史
【出演】北村一輝岸谷五朗塩谷瞬サエコ夏緒加藤晴彦高岡早紀哀川翔松重豊田口トモロヲ、コン・ユ、遠藤憲一荒川良々真木蔵人塩見三省伊藤高史、TEAH、山川恵里佳諏訪太朗、高田宏太郎、南部虎弾、松田ケイジ、ムロツヨシ、他
2013/09/13(金)鑑賞、WOWOW放映
 夜の新宿歌舞伎町ロケで、ヤクザ、チンピラ、警察、強盗などが複数のエピソードを繰り広げる。
 殴られても撃たれてもすぐに復活したり、ビルの谷間にヘリコプターを飛ばしたりの「何でもアリ」っぷりが特徴。
 でも、本筋のエピソードがちっとも盛り上がらず、「何でもアリ」の単発ギャグ頼みになってしまっている。
 「何でもアリ」のように見えて、実は逆にどうにも面白くならない手詰まり感に満ちた作品だった。
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 『大日本人』 ★☆

2007年、日本(松竹)、カラー、1:1.85、113分、日本語&朝鮮語
【監督&脚本&出演】松本人志
【出演】松本人志竹内力UA神木隆之介海原はるか板尾創路宮迫博之原西孝幸宮川大輔、他
2013年8月27日(火)鑑賞、WOWOW放映
 これは、シュールすぎて民放のゴールデンタイムには放映できないお笑い番組
 かといって、映画でなくても、民放の深夜特番でも、NHKでもよかったという感じ。
 映画の大半は、世間からは飽きられ嫌われた怪獣と戦う大男に密着取材するドキュメンタリータッチで、すたれる伝統に悩みながら携わる人として描かれるのだが、その他のシーンは別なタッチになったりで、全体的に行き当たりばったりの思い付き映画っぽい。

 『オール・ザ・キングスメン』(2006年) ★☆

【原題】All the King's Men(意味「全員王様の支配下
2006年、アメリカ、カラー、1:1.85、128分、英語(日本語字幕)
【監督&脚本&製作】スティーヴン・ザイリアン、他 【原作】ロバート・ペン・ウォーレン
【出演】ショーン・ペンジュード・ロウ、ケイト・ウィンスレッド、アンソニー・ホプキンス、他
2012/12/06(木)、WOWOWO鑑賞
 ぽっと出の男の威勢のいい演説の言葉に、「誠実な人だ」と思い込んだ人の見る目のない有権者が彼を州知事にしてしまい、悪政一掃の掛け声はどこへやらで行政を私物化して、大衆たちはますます踏みにじられるという、近頃のどこぞの国の前府知事(現市長)にも丸々当てはまりそうなストーリー。
 キャストの序列一番は知事になるショーン・ペンで、タイトルが示す通り「大衆」が彼と対峙する陰のNo.2となるべきで、確かオリジナルはそんな映画だったはず。
 ところがこのリメイク作品では、中盤で知事になったら何の脈略もなくいきなり悪徳政治家になっていて、彼を中立な立場で取材して、側近になってからもクールだったジュード・ロウが知事に対して悩み続けるという実質的な主役で、大衆はどこかにいってしまった。
 おかげで、ちっとも鋭い指摘がない作品になってしまった。

 『ALWAYS 続・三丁目の夕日』 ★☆

2007年、日本(東宝)、カラー、1:2.35、ドルビーデジタル、146分、日本語
【監督&脚本&VFX山崎貴、他【原作】西岸良平三丁目の夕日
【出演】吉岡秀隆堤真一小雪堀北真希もたいまさこ三浦友和薬師丸ひろ子須賀健太小清水一揮、マギー、温水洋一神戸浩ピエール瀧小木茂光小日向文世吹石一恵福士誠治貫地谷しほり浅利陽介小池彩夢平田満渡辺いっけい手塚理美上川隆也、他
2013/05/27(月)鑑賞、WOWOW放映
<ストーリー>
 茶川竜之介(吉岡)は、淳之介(須賀)を養うために芥川賞を目指すが、恋人(小雪)が彼と別れて関西の男(いっけい)の元に東京を離れようとしていた。
<感想>
 「昔は良かった」などと無頓着に言える人御用達だった前作に続き、これも「貧乏」「戦争」頼みの不幸と、「希望」「人情」頼みの幸福を都合よく混ぜて、童話の世界の住人のように純粋培養された登場人物によって展開する作り物。
 昔の日本に触れたかったら、その当時に作られた映画を観た方がいい。
 本物と偽物の違いは一目瞭然。
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 『椿三十郎』(2007年) ★★

2007年、日本(東宝)、カラー、1:2.35、119分、日本語
【監督】森田芳光【脚本】菊島隆三小国英雄黒澤明【原作】山本周五郎「日日平安」
【出演】織田裕二豊川悦司松山ケンイチ鈴木杏村川絵梨佐々木蔵之介風間杜夫西岡徳馬小林稔侍、中村玉緒藤田まこと、他
2013/06/13(月)鑑賞、WOWOW放映
 黒澤明監督作品のリメイク。
 脚本や構図レベルで、ほぼオリジナルと同じ。
 オリジナルが、面白さで言えば世界映画史上5本の指に入るような超有名作品なので、そんな前作を基本的になぞっただけのリメイクなら、比較される宿命にあるという巨大なハンデ。
 なおかつ、オリジナルの面白さの最大の要因が、主要登場人物約20人全員のキャラが立っているという奇跡のキャスティングにあるので、彼らをタイムマシンで呼び戻さない限り、オリジナルを越える期待度は限りなくゼロ。
 そんなわけで、「あぁ、思った通りダメだった」ということを確認しながら観ることになるだろうという、予想通りの結果だった。

 ただ、改善の努力の跡を挙げると、中盤の斬り合いのシーンで、三十郎が無抵抗の男たちまで斬り殺したのはオリジナルの欠点だったけど、リメイクでは全員抵抗するように変わっていた。
 赤と白の椿の花の設定が、オリジナルのモノクロ映像では黒と白にしか見えなかったのを、カラーになったことで赤と白はもちろん、ビンクも見分けられることも強調してみせている。
 クライマックスの1対1の真剣勝負は、オリジナル脚本でも「想像を絶することが起きる」といったことだけで、具体的なことは何も書いてなかったので、リメイク版も脚本通りなのだが、さすがにここはオリジナル通りにするのは芸が無さすぎなので、全く別の殺陣にしていた。
 ただ、オリジナルは動きが速すぎて何が起きたか判りにくいのに対し、こっちはアップとカット割りが激しすぎて判りにくいので、それは見せ方が悪いということになるのでは?

 『クィーン』 ★★★

2006年、イギリス、カラー、1:1.85、ドルビーデジタル、103分、英語(日本語字幕)
【監督】スティーヴン・フリアーズ
【出演】ヘレン・ミレンマイケル・シーンジェームズ・クロムウェル、他
2013/02/20鑑賞、WOWOW放映
 労働党への政権交代でブレアがイギリス首相に就任して間もなく、ダイアナ元王妃が事故で死に、彼女への弔意を示さなかったことで、エリザベス女王が大衆からの非難な悩まされることになる。
 出来事は事実だが、イギリス皇室の出来事は知る由もないので、実質的にフィクションのはず。
 女王を敬愛しているはずが批判に回る民衆とそれをあおるマスコミという現代の「権力」に、屈する形になりながらも現状を受け入れる度量の大きさをみせる。
 懐の深さを宿命づけられた人間と、それに反して国が変わってもマスコミ周辺の人々のどうしようもなさが感じられる。

 2011/01/20(木)〜2011/01/23(日)の日記

 今日が締め切りの「日本インターネット映画大賞」の投票の文章を書く。
 そのついでに、「SとM 第二章」(★☆)の録画を観る。
 1/17(月)に観た「SとM 劇場版」の続編というより、2つ合わせて1つの作品として完結する。
 なので、感想は前作とほぼ同じだが、クライマックスの大ジャンプにはちょっと驚いた。
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 続いて、午後に『やじきた道中 てれすこ』(★☆)の録画を観る。
 まあ、ざっと、作り手たちが楽しんでいて、観ている側のことはあまり考えずに作られたような映画。
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 日本インターネット映画大賞の投票は、パソコンが使えない時間が合ったりで、締め切り45分前の23:15ごろに完成させてブログに反映。
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【1/21(金)】
 今週末以降の映画を観に行く予定を立てたり、週末恒例のブログ更新をしたり、など。
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【1/22(土)、晴】
 14:00から白金の明治学院大学での『カウントダウンZERO』(★★)の試写会に行くので、そのついでに招待券を持っていた横浜みなとみらいのブリリアショートショートシアターで10:30から上映のやぎの冒険』(★★)を観に行くことにする。
 小田急江ノ島線相鉄線を乗り継いで、10:10ごろに横浜駅に着き、15分ぐらい歩いて開映時刻5分前ぐらいに初めての劇場に入場。
 お客さんは40人ぐらい。
 予告編に続いてやぎの冒険本編の上映。
 監督が14歳で、既に30作品ぐらい作っていて本作が初の長編作品ということで、高画質のいい機材やクレーン撮影など、手厚い援助を感じた作品だった。
 終映は12:00頃で、横浜駅へ向かって来た道を歩く。
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 次の映画までに時間的に余裕があったので、横浜で昼食を食べることも考えたが、結局先に東京へと向かう。
 12:26発の東海道線に乗って、12:45頃に品川駅に到着。
 品川駅でも食事をやめて、白金に向かって歩き出す。
 途中のコンビニでパンを買って、13:20頃に会場の明治学院大学に着く。
 初めての場所であるだけでなく、大学なんてン十年ぶりなので、新鮮な気持ちで人気のない土曜の学内を歩く。
 開場時間前だったので、飲みたかったコーヒーの自販機を見つけて、屋外で飲む。
 大半が試写会の主催者の大学の国際平和研究所のメンバーで、そこに混じって外部の一般客の1人として13:40頃に講義室に入場。
 観客は40人ぐらい。
 14:00から、物理学者の小沼通二氏による、映画の参考のための核兵器と核軍縮についての基礎知識の講演が始まる。
 NHK教育TVで3/16,22:25放送予定の彼が出演する番組のために、NHKのスタッフが撮影していた。
 そして14:55から、恐らくサンプルDVDを講義室備え付けのプロジェクターでSD画質で『カウントダウンZERO』の上映。
 終映は16:25で、その後国会議員に対する核軍縮に関するアンケートの結果報告と、映画に関するQ&Aが行われる。
 そして、17:00頃に終演。
 既に暗くなった道を早歩きで五反田駅へ歩き、17:20頃に到着。
 池上線、大井町線田園都市線江ノ島線と乗り継いで帰る。
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【1/23(日)】
 午前に、たまった日記を書き始める。