2008年、日本(松竹)、カラー、1:1.85、35ミリ上映、35ミリ撮影、ドルビーデジタル、132分
【監督&脚本】山田洋次【脚本】平松恵美子【原作】野上照代
【出演】吉永小百合、浅野忠信、壇れい、志田未来、佐藤未来、笑福亭鶴瓶、坂東三津五郎、笹野高史、でんでん、神戸浩、中村梅之助、近藤公園、吹越満、鈴木瑞穂、大滝秀治、戸田恵子、倍賞千恵子、他
戦時中に言論の自由が踏みにじられた話だが、登場人物は警察の下っ端も含めて全員庶民たちで、絵に描いたような悪人は1人も出てこない。
そんな普通の人々が、自分で自分の首を絞めるように、個人の自由を奪うような社会を作る一員に自らなってしまうという、今の日本でも十分起こりえる恐ろしい状況を、ドラマチックにせず終始庶民レベルの目線で丁寧に作られている。 (更に詳しい感想をこちらに載せるかも)
2008/01/10(木)18:30〜20:45、よみうりホール、ほぼ満席