シネサルの「映画のブログ」

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 2009/11/24(火)〜2009/11/27(金)の日記

【11/24(火)】
 テレビ東京08:56からの「E morning」。
 特集は「急速に広がる3D映画」。
 解説は、日経エンタテインメントの品田編集長で、またちょっといい加減なことを言っていた。
 まず、日本のスクリーン数は相変わらず増加中であるにもかかわらず、映画人口は2億人前後で何年間も横ばい状態で、つまり劇場あたりの入場者数は減っているという数字を紹介。
 そして、3D映画が去年あたりから公開されて今年は作品数も大幅増で、家庭では体験できないだけに劇場にお客さんを呼び込むことが期待されていると解説していた。
 でも、3D映画が動員増に結びつくなら、3D映画が増えた今年は映画人口が2億人から大幅アップになっているはずだが、実際には自分で用意した横ばいの数字通りで、矛盾している
 その理由は、確かに3D映画の本数は増えているけど、1本1本は特別ヒットしているわけでもなく2D映画並みの興行収入だからで、そんな重要な事実は紹介されなかった。
 このままなら、2Dが3Dで置き換えられたとして、2億人横ばいの状況が改善されるとは思えないのだが、映画産業は将来有望みたいに(無理にでも)思わせたいと思っているのかな?
 日経エンタの売り上げ増のためだったら、映画産業に注目させるように事実をねじ曲げるとか?
 ついでに、3D映画の内容についても、「これまではファミリー向けに限られていたが、まもなく『カールじいさんの空飛ぶ家』や『アバター』のような大人の鑑賞に堪えられる作品が公開されるので、状況も変わる」といった意味のことを言っていたけど、『アバター』はまだ完成していないから、はたして大人の鑑賞に堪えられるかどうか?TIFFで上映されたフッテージ程度で判るのか?
 観てもいない映画の良し悪しを決めつけるような軽はずみな発言をすると、メディアに携わる人として信頼を失うぞ。
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 相変わらず睡眠のリズムがおかしいままで、21:00頃に眠ってしまって、24:00頃に目が覚めた。
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【11/25(水)】
 今夜も22:00頃に眠ってしまって、25:00頃に目が覚めるという生活。
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【11/26(木)】
 今夜はさらにひどくて、20:00頃に眠ってしまって、26:45頃に目が覚めた。
 これだけ寝たから、そのまま翌朝まで起きる。
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【11/27(金)】
 朝のニュース番組やワイドショーをチラチラッと観たけど、相変わらずテレビ東京以外の民放の番組はヒドい。(☆)
 今は行政刷新会議の「事業仕分け」、特にスーパーコンピューターの賛否に話題が集中しているけど、ここ1ヶ月ぐらいの、薬物、逃亡犯、保険金殺人、釜山の火災などの話題の移り変わりの速さは、興味本位で面白がれる事件をひっかえとっかえする節操の無い番組作りをしているとしか思えない。
 バラエティ番組を低俗呼ばわりする人たちがいるけど、社会性を前面に出すことを装っているこっちの番組の方が、よっぽど社会を変な方向に曲げかねない低俗番組だと思う
 まあ例によって、テレビ番組がヒドい責任の半分以上は視聴者にあるのだろうけど…。
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 今夜も、20:00頃に眠ってしまって、24:30頃に目が覚めた。