【11/05(金)】
近所のシネコンでの『雷桜』(★★★)の上映が、今週末から夕方の回が無くなるので、今日のうちにWMCつきみ野の15:15の回を観に行くことにする。
15:00ごろに劇場に着いて、ポイントカードでチケットをもらって、下の階の本屋などを物色してから、15:10頃にスクリーン4に入場。
お客さんは他に誰も入って来なくて、1人。
「劇場貸切状態がうらやましい」と思う人もいるだろうが、「私のためだけにわざわざ上映してくれるなんて…。」と申し訳ない気分がする。
あと1人でもいたらいいのに、と思う。
しかもタダだし。
15分ほどのCMと予告編の後、本編の上映。
『雷桜』の時代は江戸時代の後期(?)で、場所は江戸からそんなに遠くないと思われる山村。
(何かを見て「後期」だと思いながら観てたんだけど、その「何か」が思い出せない。
岡田将生の父親が11代将軍徳川家斉だったからかな?)
以下は、時代劇恒例の無粋な難くせ。
前半で、岡田将生が一面のシロツメクサ(クローバー)の草むらで寝転ぶシーンがあるのだが、シロツメクサはヨーロッパ原産の外来植物で、輸入品の荷箱の中に緩衝材として詰められたのが「白詰草」の由来。
日本に来た時期は江戸時代とも明治時代とも書かれていたけど、江戸時代だとしても人も通わぬような山奥まで繁殖していたかは怪しい。
蒼井優は、歩くときに同じ側の脚と手が同時に前に出る「ナンバ歩き」で歩いていた。(少なくとも、女らしくない。)
蒼井優といえば、森に住んでいそうな格好をした「森ガール」の代表みたいに言われているけど、この映画の役は「リアル森ガール」。
正確には、「山」に住んでいると言われていたから「山ガール」。 でも、見た目は全身毛皮を多く使っていたりするので「怪獣ファッション」みたい。
まぁ、こんな刹那的なファッション用語を並べて語るなんてバカみたい。
でも一方、彼女が全編低音で台詞をしゃべるのと合わせて、これまでの(彼女の)イメージの「変化」や「目新しさ」に食いつく心理が、「怪獣ファッション」みたいなものに惹かれるプリミティブな心理と同じような気がして、そういうことを意識して彼女のキャラ設定をしていると思われることに感心する。
雷桜の樹は間違いなく作り物で、そこに桜の花をつけたりイチョウの葉っぱをつけたりと、手間のかかることをしている。
桜吹雪は、一部または全部CGだと思う。
劇中の海はどう見ても沖縄っぽかったが、映画のかなりのシーンが沖縄ロケだったそうだ。
終映は17:45頃で、買い物をして帰る。
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【11/06(土)、晴】
1日中家の中で、ブログとサイトの更新や、HDDレコーダーの録画データの整理など。
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夜に、試写会への招待のメールを受け取る。
回答期日は明日の夜なので、返答は先送り。
それまで、ハシゴする映画を探す。
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【11/07(日)】
明日の試写会は、行くことに決めて回答。
ついでに『スプリング・フィーバー』も観てこようと思う。
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