シネサルの「映画のブログ」

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 『しんぼる』 ★☆

2009年、日本(松竹)、カラー、1:1.85、92分、日本語&スペイン語(日本語字幕)
【監督&脚本&企画&出演】松本人志、他
2013/10/16(水)鑑賞、WOWOW放映
<ストーリー>
 パジャマ姿の男(松本)が目を覚ますと、白い壁と床に囲まれた場所に閉じ込められていた。
 壁と床に点在する天使のペニスを押すことにより様々なものが現れたり壁に扉が現れたりして、彼はその現象を利用して脱出を試みる。
 しかし、これら一連の現象は彼に対して修行を行うためだった。
 そして彼は力をつけていき、メキシコの覆面レスラーをはじめ、世界の様々な出来事を自在にコントロールしていく。
<感想>
 結論から言えば、頭では解るけど、体では乗っていけない。
 つまりは、脚本はともかく、演出は良くないということか?
 演出面では、松本人志の芝居がコント的なのが一番明らかなミスだろう。
 (これ以降の自作で主役から退き、『R100』では大森南朋主演にしたのも、この反省からかも。)
 この演出の問題は、次作の(『さや侍』(★☆)でも同様だったので、はたして今後克服できるのか…?