【原題】Le Silence De Lorna(意味「ローナの静寂」)
2008年、ベルギー=フランス=イタリア、カラー、1:1.85、105分、フランス語&アラビア語&ロシア語(日本語字幕)
【監督&脚本&製作】ジャン=ピエール・ダルデンヌ、リュック・ダルデンヌ、他
【出演】アルタ・ドブロシ、ジェレミー・レニエ、ファブリツィオ・ロンジョーネ、他
2012/08/30(木)鑑賞、WOWOW放映
<ストーリー>
アルバニア人のロルナは、擬装結婚をしてベルギー国籍を取ることができたが、斡旋業者からロシア人との擬装結婚の話が持ち上がり、その邪魔になるジャンキーの夫が過剰摂取に見せかけて組織に殺されたことで、彼に対する情がロルナに芽生える。
<感想>
ダルデンヌ兄弟作品は、「ありそうな話を生々しく描く」という印象があり、「映画なんだから嘘っぱちでいいじゃん」と思う私は否定的で苦手だったのだが、この作品は特に後半が、これまでの彼らの作品とは違ってドラマチックな展開になって、普通の映画を観る感じで楽しめた。
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