シネサルの「映画のブログ」

星(★/☆)の採点は、★4つで満点 ☆は0.5 ★★★★人類の宝/★★★☆必見/★★★オススメ/★★☆及第点/★★中間レベル/★☆パスしてよし/★ひどい/☆この世から消えろ

『洗濯機は僕らを回す』 ★★☆

公式サイト:http://cosmobox.jp/short/1724/
2014年、日本、カラー、1:1.85、日本語、14分(エンドクレジットが短い)
【監督&脚本】古新舜
2018/10/23(火)04:00放送 TOKYO MXTV、2018/10/23(火)鑑賞
【ストーリー、ネタバレあり】
 洗濯屋の男が、お見合いに行くために最寄りのバス停へと急ぐが乗り遅れてしまい、仕方なく田舎道を走って行き、道端に捨ててあった洗濯機にもたれて休むと、中にハマって抜け出せなくなった。
 通りかかった女に助けを求めるが、その女は見合いの相手だと男は気づき、見合い写真の美女とは似ても似つかないことに驚いた。
 しかし、男もツルッパゲを隠しているカツラが洗濯機にハマったはずみで吹き飛んでいて、2人は正直な気持ちになって会話をはずませていった。
【感想】
 短編映画が個人的に苦手なのは、長編に比べてストーリーがボリューム不足で物足りなく感じるところ。
 それなら、ストーリー性や細部のつじつまとかは差し置いて、乗りや勢いで押しまくる方が良さそうで、この作品もまさにそんな感じ。
 バスに乗り遅れた理由が乏しくワザとに思えるくらい無理やりだったり、見合い相手が近所にいるのも都合が良過ぎるのだけど、そんなデタラメもむしろ「作品の突っ走ってる感と、観ている気分の良さの方を優先してる意図」の強調の為にプラスに働いていると感じた。
,