シネサルの「映画のブログ」

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『くゆるひ』 ★★

20??年、日本、カラー、1:2.35、日本語、22分
【監督】宮原周平
参照リンク:https://www.ashitanoshow.net/blank-41
2019/01/22(火)04:00放送 TOKYO MXTV、2019/01/22(火)鑑賞
【ストーリー、ネタばれ有り】
 元子役の売れない俳優の笹原は、主演映画の役作りのため、鬼才監督の喜多村に倉庫に閉じ込められ、1か月も恫喝的な演技指導を受けた。
 精神が崩壊していった笹原は、喜多村に降板を告げられて殴りかかった。
  しかし、すべては俳優になれない笹原の現実逃避のための妄想だった。
【感想】
 実は、ストーリーが曖昧なので、妄想が「全部」か「一部」かは不明。
 『セッション』みたいな話なのだが、先生と生徒の関係と違って、映画監督にある作品への責任をないがしろにしてまで今どきあんなわがまま通るとは思えない、などの、現実性に対して引っ掛かるところがいくつかある。
 人と人とが生々しくぶつかり合うジャンルは、リアリティに関わる細部の完成度が重要で、難しいのかな?と思った。