シネサルの「映画のブログ」

星(★/☆)の採点は、★4つで満点 ☆は0.5 ★★★★人類の宝/★★★☆必見/★★★オススメ/★★☆及第点/★★中間レベル/★☆パスしてよし/★ひどい/☆この世から消えろ

『走馬燈屋の退屈』 ★★

1999年、日本、カラー、8mm、1:1.33、日本語、20分
【監督】佐藤懐智佐藤懐智佐藤懐智
参照リンク:佐藤懐智佐藤懐智

https://www.ashitanoshow.net/blank-47

https://www.youtube.com/watch?v=Aik5hyE0UjU

 2019/03/19(火)04:00放送 TOKYO MXTV、2019/03/19(火)鑑賞
【ストーリー、ネタばれ有り】
 死んだ人間に走馬燈を見せてあげる走馬燈屋の女の前に現れた死びとの男は、子供の頃に空き地の廃棄冷蔵庫に女の子を閉じ込めた後どうなったかが気になって、知りたいと走馬燈屋に懇願した。

 自分の仕事に疑問を感じていた彼女は、規則を破って男の記憶の世界に行って応えることにした。
【感想】

 映像の力で観る者を惹きつけようという意図が、冷蔵庫のシーンあたりで感じられた。 

『虹の麓まで』★★

2014年、日本、カラー、1:1.85、日本語、20分
【監督】佃尚能
参照リンク:

https://www.ashitanoshow.net/blank-46

 

2019/03/12(火)04:00放送 TOKYO MXTV、2019/03/12(火)鑑賞
【ストーリー、ネタばれ有り】
 ソフトボールで挫折してやめてしまったショータ少年は、四国八十八か所の1つの寺を目指して山道を歩くが、付き添いのオジサンの無遠慮な態度にウンザリ。

 でも、東京から来た女性との出会いで、他人を思いやる気持ちに目覚めた。
【感想】

 敢えてざっくり言うと子供を説教するような内容だし、一方で人間関係とか寺参りするにしては装備が足りないとか雰囲気とかが不自然だったり、おっちゃんのキャラがクセが強かったりで、人工臭も強かったのだが、そういう主張やクセや「正確さよりも思い切り」みたいな物がないと、淡白になって意味が感じられない映画になるだろうというのも想像できる。(短編映画ならなおさら)

 色々引っかかるのが観ていて邪魔くさい気分にさせられるが、それが本当に悪いのかとか、よく解らない。

 逆に言えば、引っかかりさえなければ印象が良くなる可能性は高いと思う。

『私とわたし』★★☆

2016年?、日本、カラー、1:2.35、日本語、5分
【監督】佃尚能
参照リンク:

https://www.ashitanoshow.net/blank-45

https://www.watawata-movie.com/

2019/02/26(火)04:00放送 TOKYO MXTV、2019/02/26(火)鑑賞
【ストーリー、ネタばれ有り】
 都会で自信を失っていたみづほが、駅で自分そっくりな女性に話しかけられ、彼女に誘われて様々な自分そっくりの女性たちの生きざまを見て、自分も頑張ろうと思いなおした。
【感想】
 主演女優に1人8役を演じさせる発想から作られた映画だと思う。

 ストーリーも、薄い根拠で自信を取り戻すという簡単すぎるものだが、5分という短い尺にテンポよく収める軽い作風には合っていて、良かった。

 1人8役なので、代役や衣装チェンジなどで撮影は2日もかかって大変だったと思うが、そのために前もってしっかり準備して撮影したせいか、出来上がりもきれいにまとまっていた。

『くゆるひ』 ★★

20??年、日本、カラー、1:2.35、日本語、22分
【監督】宮原周平
参照リンク:https://www.ashitanoshow.net/blank-41
2019/01/22(火)04:00放送 TOKYO MXTV、2019/01/22(火)鑑賞
【ストーリー、ネタばれ有り】
 元子役の売れない俳優の笹原は、主演映画の役作りのため、鬼才監督の喜多村に倉庫に閉じ込められ、1か月も恫喝的な演技指導を受けた。
 精神が崩壊していった笹原は、喜多村に降板を告げられて殴りかかった。
  しかし、すべては俳優になれない笹原の現実逃避のための妄想だった。
【感想】
 実は、ストーリーが曖昧なので、妄想が「全部」か「一部」かは不明。
 『セッション』みたいな話なのだが、先生と生徒の関係と違って、映画監督にある作品への責任をないがしろにしてまで今どきあんなわがまま通るとは思えない、などの、現実性に対して引っ掛かるところがいくつかある。
 人と人とが生々しくぶつかり合うジャンルは、リアリティに関わる細部の完成度が重要で、難しいのかな?と思った。

『月とワイン』 ★★

2009年、日本、カラー、1:1.78、日本語、14分
【監督】渡邊世紀
参照リンク:https://www.ashitanoshow.net/blank-39
2019/01/08(火)04:00放送 TOKYO MXTV、2019/01/08(火)鑑賞
【ストーリー、ネタばれ有り】
 夫は妻を愛するあまり、妻が傷つくような料理を禁じ、自宅に閉じ込めてから出勤した。
 妻は不満が表情に出るようになり、夫婦愛がギクシャクする中、妻がパーティの用意をして夫を迎え、「母親になる」と言った。
 夫を眠らせて運び出して自宅に火をつけて、野原にバラックを建てて、作った寝床に夫を誘った。
【感想】
 夫の異常な愛情ぶりで始まり、妻がいら立ってサイコホラーの様相を帯び、でも観終わってみれば一番大きい要素は「恋愛モノ」で、短期間で目まぐるしく変化するのとスリラーっぽい雰囲気に引き込まれる。
 それでも、極端すぎる設定や、典型的なメロドラマのBGMが高らかに鳴り響いたりしたのには面食らったのだが、短編の短い尺の中に、効率的に解りやすい作品にしようとしたら、その手段もアリと思う。
 激しい展開だけど表現のトーンは安定していて、表情などで印象に残るような映像も用意しているなど、手堅い作りだと思った。

『つれない男』 ★☆

2018年、日本、カラー、1:1.78、日本語、6分
【監督】小川貴之
参照リンク:https://vimeo.com/272947690
https://www.ashitanoshow.net/blank-37
2018/12/25(火)04:00放送 TOKYO MXTV、2018/12/25(火)鑑賞
【ストーリー、ネタばれ有り】
 男は出勤すると見せかけて妻に内緒で渓流釣りに行っていたが、薄々感づいていた妻に気づかれ、妻は釣竿を折って家から消えた。
 別の竿でいつもの場所に行ったが、そこでいつも居合わせていた釣り下手な男が折られた釣り座を釣り上げ、男は妻をないがしろにしながら趣味を楽しんでいたことがゴミみたいな幻のようだったと気づいた。
【感想】
 話の鍵を握る釣り下手な男がほぼロングでしか撮られていないので、彼が(流木?などの)ゴミしか釣れなかったり、折れた釣竿が川から釣ったものだというのが判りにくく、再生し直して2回目にやっと判った。
 全体的に省略されたようなあいまいなストーリーなのだが、割と意味があるシーンまで解りにくくすることはないのに、と思った。

『形』 ★☆

2018年、日本、カラー、1:1.78、日本語、6分
【監督】デトロイト城ケ崎
参照リンク:https://www.youtube.com/watch?v=BJ6fI8FeHFo
https://www.ashitanoshow.net/blank-37
2018/12/25(火)04:00放送 TOKYO MXTV、2018/12/25(火)鑑賞
【ストーリー、ネタばれ有り】
 久しぶりに再会した大学生のタケバヤシとヨッシー
 タケバヤシはこれから小説家を目指すと言い出した。
 3日後にヨッシーがタケバヤシの家に行くと、和服にぼさぼさ頭で、原稿用紙にほとんど白紙のままだった。
 ヨッシーは、形から入るのはやめて、まずパソコンの使い方を勉強するように言った。
 その3日後、タケバヤシは今度はネット中毒者のようになっていた。
【感想】
 感想は上の『深すぎる面接』とほとんど同じ。
 違いは、『深すぎる〜』は6分間リアルタイムで進行するのに対し、この作品はシーンで日付が変わるので、「そのままライブで出来る」という訳にはいかず、「映画である必然性」が少しあるということ。