シネサルの「映画のブログ」

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 2008/09/29(月)〜2008/10/04(土)の日記 (『P.S.アイラヴユー』、『イエスタデイズ』、『トウキョウソナタ』、『天使』、そして市川準)

【9/29(月)】
 夜の『P.S.アイラヴユー』(★★)の試写会が当たっていたので、これともう1本ハシゴすることにし、まずシアター・イメージフォーラムでの『小さな赤い花』(★★☆)の16:00の回を観に行くことする。
 田園都市線で渋谷で降りて、副都心線の改札口のそばを通ってから地上に出てシアター・イメージフォーラムへと向かう。
 その理由は、『P.S.アイラヴユー』の会場の東京厚生年金会館に行くのに、初めて副都心線に乗ろうと思い、初めてで慣れない駅の構内で迷わないようにするための下見。
 エレベーターと階段のある出口で階段の方を選んだら、だいたい5階分ぐらい上って地上に出た。
 開映時刻の5分ぐらい前、15:55ごろに劇場に着く。お客さんは約3人。
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 終映は17:50ごろで、副都心線に乗って新宿三丁目で降りてそこから厚生年金会館まで歩こうと思っていたら、出口に向かっていたつもりが丸の内線のホームに出てしまい、ちょうど電車が着いたので、それに乗って厚生年金会館の最寄り駅の新宿御苑で降りて、開映10分前の18:20頃に会場に着く。お客さんは、1階はほぼ満席。
 『P.S.アイラヴユー』のエンドクレジットに流れる曲が、日本版では徳永英明のものになっている。
 国ごとにバージョンが違うとかはよくあることだし、外国映画で日本語の曲が流れてもいいんだけど、ただ反発を招きかねないことをするだけの見返りが、何でどれだけなのかが気になる。
 確実な見返りがあるのなら、これからもこんなことが増えるのかな?
 終映は20:45頃で、新宿駅まで早足で歩いて、21:01の電車にちょうど間に合う。
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【10/02(木)】
 急遽ポール・ニューマン追悼のため番組差し替えで放送された『スティング』をHDDレコーダーに録画していたら、何かの操作中に勝手に録画が中断されてしまった。
 うーん、HDDにデータが溜まり過ぎているせいかな?
 そろそろHDD内のデータを整理しないと、以前にHDDをフォーマットし直さないと動作しなくなって、録画が全部パーになったという事態に再度見舞われるかもしれない。
 「『アメトーークマセキ芸能社芸人」(★★★)で、総勢10人ぐらい出場していたが、結局今回も出川哲朗のための番組になってしまった。
 私も出川の言うとおり、「一所懸命頑張れば、誰かがきっと見ていてくれるから…。」だと思うし、少なくともそう信じて頑張った方が頑張らないより絶対にいい。
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【10/03(金)】
 夜の『イエスタデイズ』(★★☆)の試写会が当たっていたので、これともう1本ハシゴすることにし、シネカノン有楽町1丁目のトウキョウソナタ』(★★★)のレイトショーを観に行くことする。
 『イエスタデイズ』の会場は初めてのプレスセンターホールで、あらかじめ地図で場所を確認してから霞ヶ関駅で降りて、問題なく会場を見つけて開映5分前の18:25頃に入場。お客さんは100人ぐらい。
 すると、既に窪田崇監督と原作者の本多孝好の上映前の舞台挨拶が始まっていて、途中から聴く。
 原作者は映画化作品の出来に対してコメントしたくなるものだけど、とりあえずは満足しているようだった。
 18:35頃に上映が始まるが、プレスセンターホールはホテルの宴会場みたいな造りで、スピーカーはスクリーンの背後ではなく両脇に置かれていたので、音場がスクリーンの外まで広がり気味だった。
 『イエスタデイズ』は1978年頃のシーンがあり、ビールの缶はプルトップが外れるタイプの物が小道具に使われていた。
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 終映は20:35ごろで、内幸町からシネカノン有楽町1丁目まで早歩きで10分ぐらいで着いて、20:55の開映時刻頃に入場。
 お客さんは75人ぐらい。
 『トウキョウソナタ』ではドビュッシーの「月の光」が使われているのだが、リアリティの観点ではあのシーンではショパンあたりの方が正しく、ドビュッシーは非現実的。
 でも、ここぞというシーンには無粋な曲よりもドビュッシーの方がふさわしく、「月の光」はおそらくベストと言ってもいい選曲。
 『トウキョウ○○』っていうタイトルなんて、まるで市川準みたいだなと思っていたら、実際観てみるとスタイルは少し違うかもしれないが、ストーリー的には確かに市川監督作品みたいな映画で、まるで市川監督の霊が黒沢監督にのりうつったかのようだった
 まだまだ映画には希望があるのかな?
 終映は23:00ごろで、田園都市線の急行に間に合うために有楽町駅にと急いだが、ちょうど近くの入り口を閉鎖しているところで、道路の渡ったところの入り口へとすぐに移って、なんとか間に合って事なきを得る。
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 12時過ぎに家に着いて、深夜『天使』(2005 日本)(★)を観るが、これまた映画の体をなしていれば良くて、登場人物に思い入れを持てなくても平気だとしか思えないようなあんまりな出来栄えに、結局最後まで観ないで途中で眠ってしまう。
 こういう映画って、何が悪いのか?ホントに悪いのか?どのくらい本気に怒るべきなのか?
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【10/04(土)】
 今日は東京国際映画祭のチケットの発売日で、今の時点で市川準追悼上映の『BU・SU』(★★★☆)、これだけはやっぱりどうしても行きたい、好きだった市川監督の、その作品の中で一番好きな『BU・SU』をスクリーンで観てみたいと思って買うことにした。
 チケットぴあに注文するなんて久しぶりだが、まずネットでチケットぴあにアクセスしてチケットを買おうとするも、混んでいてなかなか接続できなかったり、登録し直さなければならないなどが判って、結局チケット発売開始から1時間経ったころにファミリーマートから注文して、それでもまずまずの席を買うことが出来た。