フジテレビ10:00-11:45の「笑っていいとも増刊号」。
6/25(木)のテレフォンショッキングのゲストが西川美和監督だったことを知った。
前日彼女を紹介したのが、『ディア・ドクター』に出演していた瑛太。
ちなみに、木曜日は主演の笑福亭鶴瓶がレギュラー出演しているので、何かと顔を出していた。
彼女はこれで私の知る限り「きらきらアフロ」「トップランナー」など、『ディア・ドクター』(危ない。今『ディア・ハンター』って書きそうになった。)の宣伝でいろんなテレビ番組に出てるけど、これで美人だってことが世間にバレちゃったら、「美人監督」って小さなくくりだけで見られそうで、マズいんじゃないの?
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フジテレビ13:00-13:45の「あっぱれさんま新教授」。
今回のゲストが、中越典子、池田鉄洋、金子さやか、って、3人とも「サラリーマンNEO」のレギュラーメンバーだ。
「サラリーマンNEO」って、何故あんなに出演者が豪華なんだろう?というのが疑問なのだが、さんま好みのツッコミやすいボケキャラキャスティングと一致しているというのに何か意味があるのだろうか?(多分ない)
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6/26(金)21:00-21:54のTBSテレビ「中居正広の金曜日のスマたちへ」の録画を観る。(★★)
ゲストは河瀬直美で、彼女の生い立ちと撮影現場や自宅の訪問など。
この手の番組って美談にしようとしがちで、例えば挫折とか貧困などを強調してそれを経て今があるからすごい人みたいに紹介したり。(たとえ暗い過去がなくても、今が紹介に値するかの方が大事なはずなのに。)
でも、この番組は変にねじ曲げることはなく、素直にさらっと彼女を紹介していた感じで良かった。
来月に地元奈良で新作「狛 KOMA」が上映されることの宣伝のための出演でもあったようだ。
河瀬監督については、やっぱり自分自身や身近な人間に対する想いといったものを映画の題材にしているようで、そんな小さな世界を背景に映画を作ることに対して「独りよがり」とか「オナニー」とか言われることが多いかもしれない。
でも私は、例えば最近ヒットしているような、人気テレビドラマを元に設定や演出を何も変えないルーチンワークで作られた(映画というよりは実質)2時間スペシャルを劇場で上映するような、金儲け以外の作り手の想いがゼロの映画なんかより、たとえ歪んだ想いだとしても想いが込められた映画の方を断然支持する。
少なくとも独りよがり映画だからといって、嫌なら観なければいいだけだから他人に迷惑をかけてるわけでもないし、だったら作りたい人には勝手に作らせればいい。
他人の創作の足を引っ張る権利なんて、単なる外野の人間なんかにあるはずもない。
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日本テレビ19:58-20:54の「世界の果てまでイッテQ!」の「珍獣ハンターイモトのキリマンジャロ登山」後編。(★★☆)
先日観た『剣岳 点の記』(★★☆)とも共通していたのだが、山に登ると「自分はどういう人間なんだろうか?」という思いに駆り立てられるものだということが面白かった。
それって、山頂にたどり着くという目的とは何の関係も無いはずなのに。
番組としては、ベッキーが大泣きするほど感動的だったのだが、同時にナレーションなどで被写体をイジッてお笑い番組である本分も忘れていないところが素晴らしい。