シネサルの「映画のブログ」

星(★/☆)の採点は、★4つで満点 ☆は0.5 ★★★★人類の宝/★★★☆必見/★★★オススメ/★★☆及第点/★★中間レベル/★☆パスしてよし/★ひどい/☆この世から消えろ

 『人間失格』 ★★

2009年、日本(角川)、カラー、1:1.85、35ミリ上映、ドルビーデジタル、134分、日本語
【監督】荒戸源次郎【原作】太宰治
【出演】生田斗真伊勢谷友介寺島しのぶ石原さとみ小池栄子、坂井真紀、森田剛石橋蓮司室井滋大楠道代三田佳子麿赤児絵沢萌子、他
2010/03/17(水)12:50-15:20鑑賞、シネセゾン渋谷、約100人/約300席
 普通なら、自殺未遂を繰り返す主人公の、その自殺の理由を探るために主人公の心の内面を描くことを第一に考えるだろうが、明らかにあえてそこを描かずに映画を成立させようとしている。
 よって、ものすごくこだわってストーリーや演出方法を作り上げていることは判るが、はたしてこの方法が最善だったかどうか?
 同じ自殺志願者が主人公の『ヴィヨンの妻』(★★★)は主人公の心情を描いていて、やはりあちらの方がすんなり楽しめたのが事実。
 (もっと詳しい感想をこちらに載せるかもしれない。)
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