シネサルの「映画のブログ」

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 12/01(水)公開の映画の出来予想

 あくまで観てない映画の期待度なので、はずれてたらごめんなさい。
 その他の映画の予想はこちら。 http://www.ceres.dti.ne.jp/~kwgch/movie_yoso.html
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  ◆◆◆:期待、鑑賞予定
  ◆◆ :少し期待、鑑賞候補作
  ◇  :観ないことになりそう
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SPACE BATTLESHIP ヤマト』 ◇
 出来が良いと思えないし、ヒットもしないと思う。
 その根拠なら、10個ぐらいは軽く挙げられる。
【1】『宇宙戦艦ヤマト 復活篇』(2009)は、コケたし評判にもならなかった。
【2】『宇宙戦艦ヤマト』からタイトルを変えたのは、今の時代に合わないと思ったからだろうが、そんな小手先の変更もしなければいけないような時代に合わない題材を、リメイクしても成功する可能性はかなり低いだろう。
【3】元の『宇宙戦艦ヤマト』自体が、古いタイプのストーリーや設定の映画だったのに、そこから何が変化したのかが定かでなく、そんなことで、このグローバル時代にあんなドメスティックな設定とか、生き方の答えが見つかりにくい時代に、何も疑わずに右ならえで行動する登場人物とか、そんなものが通用するとは思えない。
【4】もはや映画は、VFXを売りにする時代ではない。
【5】キムタクが出演しても、ヒットするとは限らない。
 『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』とか…。
【6】原作の西崎義展は、『さらば宇宙戦艦ヤマト〜』(1978)を製作しておきながら、その後も『ヤマトよ永遠に』(1980)、『宇宙戦艦ヤマト 完結篇』(1983)と、延々と閉店セールをしているようなことをして、『宇宙戦艦ヤマト 復活篇』(2009)を製作した後の今作。
 このぐだぐだ感につきあいきれる人はまだいるのか?
【7】山崎貴監督は、『ALWAYS 三丁目の夕日』(★☆)や『リターナー』(★★)の出来が示すように、「VFX出身の監督は、芝居の演出がちゃんと出来ない」の自説に当てはまっている。
【8】TBSが社運を賭けているのかもしれないが、現状は賭けてるような勢いも感じないし、TBSが思い切ったことをして上手くいった例が思いつかない。(横浜ベイスターズとか…)
【9】ターゲットとなる年齢層は、旧作を観ていた40代と50代の男性かな?
 この年齢層って、あまり映画を観なさそうだから、頼りにならない。
 30代以下にもアピール出来てないと思う。
【10】そして、予告編などを観ても、すごいと思ったり期待できそうなものは何もなかった。