【晴】
午前に関内で面談、夜にシネマート新宿1で『世界のどこにでもある、場所』(★★☆)の試写会の予定があった。
そして、そのついでに、みなとみらい横浜のブリリアショートショートシアターの招待券があったので、昼過ぎから観に行くことにする。
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09:50ごろに家を出て、10:55ごろに関内の現地に到着。
面談が予定通り始まり、思ったよりも早く30分ぐらいで終了。
次の予定の開映時刻13:10まで1時間半ぐらいもの時間があるので、どうしようかと思っていたところ、関内のNEWSPARKの新聞ライブラリーに行って、読みそびれた「東京スポーツ映画大賞」の記事を読もうと思っていたことを思い出し、行く。
そして、1/18付の東スポを読んで、結果などをメモ。
ビートたけし審査委員長の選考は、全国の映画祭によるノミネートの投票結果を尊重しつつ、自分が観た印象でふさわしい人や作品を選んだ感じ。
TV主導映画に対し、「これ、映画じゃなきゃダメなの?」というものが多いとか、「TVで宣伝して客を入れるのが目的で、質は関係ない。」とか、コメントが鋭い。
また「芸能界は『どんな芸をするか?』『何をしゃべるのか?』ではなく『どんな人なのか?』が大事」とコメントしているが、苦言だろう。
12:20頃に読み終えて出る。
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みなとみらいに向かって歩き、赤レンガ倉庫のそばやWMCみなとみらいを通って、12:50ごろにブリリアショートショートシアターに到着し、13:10の開映時刻10分前ぐらいに入場。
お客さんは10人ぐらい。
今回の上映作品は「アカデミーショート」。
1作目は、2005年アカデミー賞短編実写部門ノミネートの『キャッシュバック』(★★)。
スーパーのバイトたちは、意識を散らすことで退屈な仕事を早く終わらせた気分にしようとしていたが、画家志望の1人の男が逆に時間を止める方に意識を集中させ、気に入った女性客の服を脱がせてヌードを描く。
よくある時間停止ネタを、ちょっと深みのある感じにしたストーリー。
時間が止まっている間に人を動かすイタズラをしても、時間が動き出したら気がつかないというルールのようなものがこの手の映画にはあるが、考え直せば時間ゼロの間に動かすと加速度無限大で動いたことになるから、無限大の運動エネルギーが発生して、少なくとも体はこっぱみじん、最悪全宇宙が吹き飛んでしまうかもしれない。
http://www.brillia-sst.jp/theater_program/2011/02/cashback.html
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2作目は、2002年アカデミー賞短編実写部門ノミネートの『次の方、お待ちしてます』(★★)。 地下鉄で男が、誰か自分と結婚して欲しいとアピールし始め、同意する人は次の駅で一緒に降りようと言った。
それを聞いて彼に惹かれた女は喜んで降りたが、男の発言は冗談で、女は1人ホームに取り残された。
男がアピールするあたりは単調なのだが、尺が短いからOKか?
http://www.brillia-sst.jp/theater_program/2011/02/ill-wait-for-the-next-one-2.html
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3作目はご存知、オスカー受賞作の『つみきのいえ』(★★☆)。 【感想】
http://www.brillia-sst.jp/theater_program/2011/02/post-76.html
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4作目は、2007年アカデミー賞短編実写部門ノミネート『代理教師』(★★☆)。
高校の教室に代理教師が現れ、生徒たち相手に好き勝手なことをしたり無茶な命令を発したりする。
しかし、彼は実は弁護士で、我慢を強いられる仕事の憂さを晴らすために、自由だった学校生活を味わおうとしたのだった。
無茶苦茶な勢いでねじ伏せる感じの作品で、これが1番面白かった。
http://www.brillia-sst.jp/theater_program/2011/02/the-substitute-2.html
終映は14:10頃。
半券3枚で景品をもらえるくじ引きが出来る劇場のキャンペーンに申し込んだが、使い道のない割引券だった。
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横浜駅の中を通って西口の方にいって、某所で情報検索。
前回が半月前で、新規の情報が少ししかなく、15分ぐらい経った14:50頃に出る。
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ここから18:30までにシネマート新宿に行くのに、東横線沿いを歩いて、16:30頃になったら近くの駅から乗って渋谷に向かい、17:00頃に渋谷に着いてから1時間ぐらいかけて新宿まで歩くという計画を実行する。
15:00頃に横浜駅、国道1号線を歩いて、15:15に東神奈川駅、そこから国道を外れて、15:25に東横線の東白楽駅、ここから東横線の脇の住宅路や商店街っぽい道を歩いて、15:35に白楽駅、15:48妙蓮寺駅、16:07菊名駅。
このあたりから食事をしたくなったが、適当な店が見つからず、結局コンビニでパンを買って、間もなく16:30頃に大倉山駅に着く。
ここからもう1駅歩いても、渋谷までの電車賃は変わらないようだったので、ここで乗ることに決める。(とは言っても、横浜から乗った場合に比べて、1時間半歩いて20円しか安くなってないのだが。)
ホームでパンを半分食べたところで鈍行に乗り、次の綱島で降りて、急行が車で残りのパンを食べる。
急行に乗って座席に座り、自由が丘の手前で眠くなったと思ったら、次の瞬間渋谷駅で起こされた。
寝不足だったのか?疲れただけなのか?どっちかは不明。
17:00頃から予定通り新宿に向かって明治通りを歩いて行く。
何事もなく18:05頃にシネマート新宿1のロビーに到着し、入場を待つ列に並ぶ。
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結局、トイレに行ったりコーヒーを買ったりで、最後の方に入ったのだが、お客さんの入りは50%ぐらいで、まずまずの席に座る。
18:30頃に『世界のどこにでもある、場所』試写会の開演。
上映前に、大森一樹監督と、音楽のかしぶち哲郎のトークショーが、出演者のSETメンバーの司会で始まる。
しかし、壇上には3人なのに、何故か椅子が4つ。
それに、最前列のプレスがやけに多い。
と思っていたら、かしぶち哲郎が大森監督作品を『恋する女たち』以来いくつも手掛けているということで、その『恋する女たち』の主役の斉藤由貴が登場。
まさに夢の組み合わせで、大森&斉藤の三部作『恋する女たち』『トットチャンネル』『「さよなら」の女たち』に対する僕の特別な想いが当人たちと共有できたようで、うれしい。
まあ、斉藤由貴のニューアルバムとかしぶち哲郎の映画音楽全集みたいなアルバムの宣伝ということもあったらしいのだけど。
トークショーが終わって、18:55に本編の上映。
終映は20:30頃。
劇場を出ようよすると、大森監督が立っているのが見えたが、話しかけるのもおこがましいので、黙って横を通り過ぎて新宿駅へと向かう。
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小田急の急行が出発したあたりで、映画のことをメモした手帳が見当たらないので、劇場内で落としたと思い、代々木上原で降りて新宿に戻り、シネマート新宿へと再び向かう。
清掃中のスタッフから無事に手帳を受け取って、新宿駅に戻った時には既に21:20頃。
自宅の最寄り駅の前のスーパーで買い物をしてから、22:30頃に帰宅。
疲れたので、早めに寝る。
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