シネサルの「映画のブログ」

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TBS ★☆

 TBSというテレビ局は、クリエイティブな面での意欲が低いという印象がある。
 ちょっと前では、テレビ東京が開拓した「大食い」「温泉」などをそのまんま取り入れた番組を作り、TBSの早食い番組が元で死亡事故が起きて、テレ東の大食いまで巻き添えにしてしまった。
 最近では、まだラーメンなのかと思った年末12/27の「麺王」は不発に終わった(多分)。
 レギュラーでも、お笑いブームに便乗して、出演者を豪華にして勝負した「リンカーン」「お笑いLIVE10!」もパッとしない(多分)し、「水戸黄門」「渡鬼」「金八」などの度重なる復活だけでは飽き足らず「昔話」まで復活させる安定路線など。
 そして、極めつけの安直な復活といえば、去年の後半にかつての百恵&友和主演の「赤いシリーズ」のリメイクがあって、私はこの第1弾の石原さとみ&藤原竜也主演のやつの第1回を半分の1時間ほど見たのだが、時代設定を現在に変えるチャレンジは避けオリジナルの通りの70年代のままにするという保守路線をとったのだが、だからといって70年代という時代をキッチリ再現させる努力は全く感じられず、要はかつての成功例をそのままなぞればまた成功するだろうという、クリエイティブのかけらもなく、「創造する気もない奴らは二度とドラマなんか作るな!辞めちまえ!」と思ったほどの超駄作だった。
 この赤いシリーズは3作放映されるはずだったのが、2作目の綾瀬はるかのやつも不発で、結局3作目の深キョン(?)主演のやつはお蔵入りになった(んだよね?)
 そして、今日始まったTBSテレビ50周年日韓共同ドラマ「輪舞曲−ロンド−」も、チェ・ジウ人気を当てにしただけでドラマそのものは何も期待を感じさせないことから、せいぜい並の結果で、ついでにオバさん主導の韓流人気が所詮はニッチに過ぎないことまであからさまになると予想します。
 TBSの悪口になったけど、「バク天」「さんまのスーパーからくりTV」「ふしぎ発見」「世界遺産」などは好きですよ。
 あ、でも、これらの番組も出演者の実力さまさまだったり、元々凄いものを撮って来るだけの類の、企画力が問われないタイプか?