1962年、日本(大映)、カラー、NHK-BS2、90分、【感想、ストーリー】
監督:森一生 原作:五味康祐
出演:市川雷蔵、天地茂、高田美和、宇津井健、坪内ミキ子、他
雷蔵演じる殿様は軽〜いとぼけたキャラで、(劇団ひとりの笑顔のような)微妙にバカっぽい表情がなんとも言えず、また違った魅力を見せている。
映画の内容も、「大鵬」「弁慶シー」などの時代考証無視の台詞が平気で出てくるほどの軽妙も見せて期待させたのだが、残念なのは面白さがほとんど雷蔵自身によるところに限られていたこと。