2003年、日本(東宝)、カラー、1:1.85、35ミリ撮影、フジテレビ、放映時間104分、オリジナル時間114分
監督&脚本:磯村一路 製作:亀山千広、見城徹、島谷能成、遠谷信幸、桝井省志 原作&主題歌:さだまさし
出演:大沢たかお、石田ゆり子、富司純子、林隆三、田辺誠一、古田新太、柄本明、松村達雄、鴻上尚史、石野真子、渡辺えり子、他
出だしから主人公が難病を受け入れる悟りの雰囲気の映画なんだけど、それって観ているこっちの気持ちも映画から距離を置く結果になって、はっきり言って興ざめ。
頭でっかちな小難しい映画で、これなら、
大沢「俺、もうすぐ失明するんだ!死んだ方がいいんだ!」
宇津井健「馬鹿なことを言うんじゃない!」
みたいな大映ドラマの方が感情に訴えてよっぽど面白いと思う。
それに、全体的に抑え気味の映画なのに、臭いシーンはベタに臭いのもマイナス。 (より詳しい感想を掲載予定)