そんなわけで、生活環境が変った結果、普段観ていなかったテレビ番組を観ることになった。
「太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中」 ★☆
太田が、あんなに扇情的な態度をとるのは、視聴者の冷めた心に波風をたたせようという狙いなのだろうか。
でも、結局みのもんたモドキにしかなってないと思うけど。
それでも、ふかわりょうがひょっとしたら抜群のはまり役かもしれないから、彼目当てに見るかも。
「みのもんた朝ズバッ!」、「報道ステーション」 ☆
僕が唯一見ているニュース番組はテレビ東京の「ワールドビジネスサテライト」で、経済中心の内容のせいもあって客観的で正確性重視。(不正確だったら経済の役に立たないもんね。)
それに比べて、テレ東以外の民放のニュース番組は全く逆で、正確性よりも視聴者のウケ狙い重視で、編集や音声などには演出を盛り込み放題で、いくらでも事実を捻じ曲げることが可能な表現方法をとっている。
「朝ズバ」と「報ステ」を見てみたらキャスターやコメンテーターもまさにそんな感じで、一言で言えばダメ野党のような単なるあげあし取り。
WBSだったら、今の日本では何が大きな問題で、その解決のためにどういう政策が望まれるかということをキチンとコメントしてくれるのに対し、これらの番組では政策は万人が満足するものなどありえないことを無視して、マイナス点だけにスポットを当てて「けしからん」と正義感ぶるコメントばかり。
それに対しては「じゃどうすれば良いというんだ?他に良い方法が何かあるのか?何も提示できないというのは、何もするなってこと?」という感想しか持てない。
こんな目先の満足だけを求めるようなニュース番組や政治がもてはやされる状況なら、山積する問題を先送りされたこれからの世代が、怒り狂って年寄りたちを殺すような時代が来るかもしれないから、今からでも自分だけは罪がないというアリバイを作っておこうかな?