【雨】
長年個人的に幻の映画だった『狂った一頁』と、『月形半平太』を観にフィルムセンターへ。
一応、その前に新宿で『REC』を観る予定も立てていたのだが、出発が遅れて12:30ごろ家を出て、開映時刻14:00の20分前ぐらいにフィルムセンターに着く。
『狂った一頁』は人気がありそうだし今日は日曜だしで、20分前なんかに呑気に来て満員で入れなかったらどうしようと思っていたら、結局は3分の2ぐらいの入りだった。
『月形半平太』は家庭向けに販売していた14分のダイジェスト版(これしか現存していないのだろう)で、引き続き上映の『狂った一頁』はサイレントで克つ字幕もないので、ストーリーがとても判り難く観るのがタフな映画だった。
終映後、明るくなった客席の中に、弁士の澤登翠さんの姿を見かける。
続いてハシゴする映画を結局『REC』に決め、まずTC六本木ヒルズで観ようと思ったら今週からレイトのみになっていてダメ。
六本木がダメなら本当は新宿で観た方がいいのだが、より早く終映時刻を迎える池袋で観ようと思い、京橋から有楽町まで雨の中を歩いて、『REC』の前売り券を買って丸の内線で池袋まで行くと、ちょうど開映時刻10分ぐらい前にシネマサンシャインに着く。
シネマサンシャインはかなり前に1度来たきりだったが、雑居ビルの中にある昔ながらの映画館らしく、最近は珍しいくらいロビーがタバコ臭かった。