シネサルの「映画のブログ」

星(★/☆)の採点は、★4つで満点 ☆は0.5 ★★★★人類の宝/★★★☆必見/★★★オススメ/★★☆及第点/★★中間レベル/★☆パスしてよし/★ひどい/☆この世から消えろ

 『カメレオン』 ★☆

2008年、日本(東映)、カラー、1:1.85、35ミリ上映、ドルビーデジタル、97分
【監督】阪本順治【脚本】丸山昇一
【出演】藤原竜也水川あさみ塩谷瞬豊原功補波岡一喜柄本佑谷啓犬塚弘加藤治子岸部一徳萩原聖人平泉成、他
2008/07/31(木)22:00〜23:45、新宿バルト9 シアター3、約20人/148席
 格闘シーンなど、アクションが最近多いシャープなタイプのものと違って、珍しいくらい無骨な感じなのはいいんだけど、映画全体に漂うチグハグした感じは何だろう?
 アクションのリアルっぽさとは別に、リアリティを無視したファンタジックなシーンも多い。
 大衆演劇などの昭和っぽさも多めにフィーチャーしておきがら、昭和っぽさの扱いは結局たいした意味は無かったり。
 藤原竜也演じる主人公などの登場人物たちも、哀しいんだか虚しいんだか何なんだか、とにかく実感できない。