【9/10(水)】
『次郎長三国志』(★)の試写会が当たっていて、予告編を観ても面白そうじゃなかったので気が進まなかったのだが、都内と川崎でしか上映されていない『放送禁止 劇場版 密着68日 復讐執行人』(★★☆)を試写会の後にハシゴをするということで観に行く。
開映時刻18:30ギリギリぐらいに一ツ橋ホールに着いて『次郎長三国志』を観始めるが、つまらない映画を観たときの恒例の症状が久々にやってきた。
その症状とは、1時間ぐらい経ったところで映画を見放して、周りとか時計とかを見始めてろくにスクリーンを見なくなること。
過去に同じ症状が起きた映画は、『ゴースト ニューヨークの幻』『スペーストラベラーズ』『大河の一滴』『私の頭の中の消しゴム』などがあった。
今回は座っている時間を有効に活用するために、腹筋を鍛えようと足を浮かせたりした。
体がプルプル震えだすので、周りに迷惑がかからないようにほどほどに。
普通はつまらない映画を観たくらいでは怒らないんだけど、今回は限度を越えていたので、腹を立てながら20:40頃に終映になるやいなや席を立つ。
そして神保町から、初めてで勝手が判らないユナイテッド・シネマ豊洲で21:15からの『放送禁止〜』を観に行くべく、早めに行こうと一ツ橋ホールの出口へと向かうのだが、こういう嫌な気分の時につきものなのか、さらに腹の立つことが次々と襲ってきた。
まず1階に降りるために、手前の階段に比べて奥のエレベーターの方がすいていたので、混雑を分散させるためにわざわざそっちに行ったのに、私の前に立っていた男が、エレベーターの扉の正面に立っていながら扉が開いても前に進もうとせず、だいぶ空きが少なくなったところでやっと進んでその後続いて私が乗った時には、定員オーバーで最後に乗った私が降りるはめに。
他のエレベーターにすぐには乗れそうになかったので、しかたなく階段に戻って、混んでいる中をノロノロ降りて行き、神保町駅に行ってホームに降りて行ったとき、ちょうど地下鉄が出て行った。
てことは、あのエレベーターのオヤヂがさっさと乗っていたら、今出て行った地下鉄に乗って余裕で間に合ったのにと、またあのオヤヂに腹を立てる。
次の地下鉄に乗って永田町で有楽町線に乗り換えて豊洲駅に着き、早歩きでユナイテッド・シネマ豊洲に開映時刻の21:15ごろに着く。
そうしたら、そこでまたチケット窓口で私以外は2人組が数組前に並んでいたのだが、みんな窓口で何やら相談を始めて、一向に列が進まない。
チケットなんて1分ぐらいで買えるはずだが、なんで3分ぐらいもかかるんだ?
そんなこんなで、なんとかチケットを手にし、結局トイレに行く余裕もあって、予告編が終わる頃に11番スクリーンに入場できて事なきを得た。
お客さんは20人ぐらい。
終映は23:02ごろで、電車の時間に余裕があったことがわかっていてゆっくり駅に向かう。
ユナイテッド・シネマがテナントとして入っているビルは慣れない人には迷いそうなのだが、豊洲駅の方向を示す巨大な表示板が設置してあったので、迷うことがなかっただけでなく、今日の嫌なことの数々がこの気配りで打ち消されたような気分になった。
家に着いた頃には日付が変わっていた。
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【9/11(木)】
家に帰って、テレビ東京「TVチャンピオン2」、第2回ゆるキャラ王選手権。
ゆるキャラ界のスター「ひこにゃん」なども参加していたが、やっぱり一番好きなのはいつの間にかヒール扱いになっている「たら丸」。
http://www.town.iwanai.hokkaido.jp/iwanaikanko/play/other/taramaru/
そんなたら丸の紹介ビデオで、地元岩内の漁港の岸壁でスケソウダラの水揚げをたら丸が手伝っていたけど、タラがタラ漁の手伝いをするっておかしいぞ。
今回も面白かった。ゆるキャラは「せんとくん」なんて新人も現れたし、まだまだいける。
でも、TVチャンピオンは終わってしまうのか。
あまりいい競技ネタが無いから仕方ないのかなぁ。
テレ東は、深夜があんなに面白い番組の数々があるのに、それがゴールデンの視聴率に結びつかないのがかわいそう。
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【9/12(金)】
昨日深夜のフジテレビ「近未来予報ツギクル」の録画を観る。
http://www.fujitv.co.jp/tsugi/index.html
「海南風チキンライスのツギクル」ということで、チュニジア料理の「タジン」が次に流行るだろうという内容に合わせて「タージン」で延々と引っ張るネタが繰り広げられた。
そして、テーマとは無関係な「タージン」のブログ解析もしてたけど、今回の放送につられて、どこぞのモノ好きなブロガーがタージンのことを取り上げて急激に数値が上がったりして。
タージンって25年ぐらい前から全然変わってないように見える。
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【9/13(土)】
今年の6月に録画して以来観ないでいた「放送禁止6 デスリミット」(★★☆)を観る。
これ、先日観た『放送禁止 劇場版』と関連した話になっていて、しかも「放送禁止6」→『劇場版』の順番で観るのが正しいので、「しまった!」と思ったが、実はそんなに気にしなくて済む。
なにしろ、「放送禁止」というだけで最後にどんでん返しがあるのは判りきっている状態で観ることになるから、どんでん返しがあることは驚かない。(内容は別として)
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近くのシネコンにレイトショーを観に行こうと思い、WMCつきみ野5で20:50からの『パコと魔法の絵本』(★★★)を観に行く。
土曜のレイトショーはチケット売り場が混雑するので、開場15分前の20:35頃に着く。
思ったとおりで、おまけにこんな状態で明日のチケットを買っている人もいたりするから、結局10分ぐらい並んでチケットを買って入場。
お客さんは約50人。
予告編で『ハッピーフライト』の映像を初めて見る。
どうやら実質的主役は新人乗務員役の綾瀬はるかのように思えるが、それより平岩紙が出ているのが気になり、彼女が色々やってくれるんじゃないかと、早くも期待が高まる。
『パコと魔法の絵本』は、ただでさえ誰がどの役を演じているのか判別しにくいのだが、エンドクレジットを見て「貫地谷しほり」の名前を見たときはビックリ。
どこに出ていたのかサッパリ判らない。
これから観る人は、注意して観てぜひとも教えて下さい。
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終映は22:50で、家に帰ってテレビ東京「音楽ば〜か」。
いよいよ、音楽ば〜かの皆さんによるZepp Tokyoライブの模様の前半。
相変わらず、さまぁ〜ず大竹に予告なしに開会宣言を頼んだり、六本木のスナックのママがMCをやったりの、適当過ぎる段取り。
本番だから演奏をじっくり見せるのかと思ったら、大竹とCHARAがツッコミを入れまくるいつも通りの内容だった。
特に、キミーブラウニーなんか相変わらず突っ込みどころ満載でつい何か期待しながら見ちゃうからなぁ。しょうがないか?
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【9/14(日)】
今日はTOHOシネマズが1000円の日なので、TC川崎で『落下の王国』と、ついでに109シネマズ川崎で『闇の子供たち』を観ようと思っていたのだが、今日は自宅にいたかったのと、WebでTC川崎の混雑状況を見たら、やっぱり割引の日のせいか空席が少なめだったので、改めて明日貯まったポイントでただで観ることにする。
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『スカイ・クロラ』を観た後で観ようと思って、録画したままで観ないでいたNHKのドキュメンタリー番組「映画監督・押井守のメッセージ 〜新作 密着ドキュメント〜」を観る。
この中で、押井監督が『スカイ・クロラ』のテーマが「平和で変わりばえの無い日常の連続において、生きている実感が持てず、生きるのが難しい。でも、だからといって、人生捨てたもんじゃない。」であると明言していた。
まあ、それがテーマであることは映画を観てなんとか理解できたんだけど、『スカイ・クロラ』が果たしてそれを伝えるうえで有効だったか、それとも伝え切れてないか、どちらの結果だったかが問題。
私は、賛否のどちらとも決められない中間の立場といった感じ。
まあ、失敗作だったとしても、少なくとも『スカイ・クロラ』が意欲にあふれた映画だったことは認めるけど。