シネサルの「映画のブログ」

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 「エチカの鏡〜ココロにキクテレビ〜」 ★★☆

 10/19(日)が第1回放送。
 毎回2、3の心にしみるエピソード(「泣ける話」と言って欲しそうだけど、そんな安っぽく聞こえる言葉は使わない)を紹介する。
 約10分の再現映像っぽいものでエピソードが紹介されるのだが、今回は貫地谷しほり綾瀬はるかといったエース級のゲストを投入して、彼女たちが現場を訪ねたりナレーターをしたりなど案内役として出演した。
 で。その再現映像を見てパネラー約5人が涙しながらコメントするという内容なんだけど、そんな中に1人冷めたタモリがいて良かった。
 彼がいなかったら、観ているこっちが冷めて面白く感じなかっただろう。
 番組自体は、感動を大げさにならないようにストレートに表現していて、視聴者の心を動かそうという強い意志が感じられた。
 エピソードは、負けることやハンデや不幸は徹底的に避けるべきものではなく、それらを受け入れることも必要だというもので、私はある程度長く生きているので、その程度の知恵はこの番組に教えられるまでもなく身についていると思うが、そうではないもっと若い人などには大きな意義があるかもしれない。
 なにより「生きがい」について改めて意識させられるのはいいな。
 私の場合は、「ときめき」を実感できることかな?
 そんな思いにさせてくれる人とか映画とかテレビとかもっと欲しい。
 まあ、でも、注文つけるとすると、しーちゃんとかはるかとか出演させてるんだったら、今のようなイメージショット的な使い方でもいいから、もっと効果的に、起用しただけの成果を見せて欲しい。
 ここで見せないと、ただのよくある「いい話し番組」になっちゃって、観る気がしなくなると思う。