シネサルの「映画のブログ」

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 2009/02/12(木)〜2009/02/13(金)の日記 (木曜映画劇場、怒りオヤジ3、『ララピポ』、『グロテスク』)

【2/12(木)】
 テレビ東京木曜洋画劇場の本編前に、宮藤官九郎が出てきて、14日封切りの監督作『少年メリケンサック』の宣伝を2分間ほどしゃべったあと、「この後は、木曜洋画劇場『レッド・ウォーター/サメ地獄』です。どうぞ!」みたいなことを言って、その脈絡の無さにビックリ
 最近映画の宣伝がらみで監督や出演者がテレビに出ることが多いけど、それらが違和感を感じないような作りになっているのに対し、さすがテレ東、一味違う。
 そして、その後流れた予告編でも、「…サメ地獄。…湖なのに、サメ地獄…」などと、他局の番宣スポットでは決して見られない、ここぞというスタッフの意気込みが感じられるキャッチフレーズやナレーションが嬉しい。
 主役のルー・ダイアモンド・フィリップスの紹介で、「『チェ 39歳 別れの手紙』の…」と、最新映画情報も押さえているのもいい。
 来週から本格的に番宣をチェックしてみようかな?
 でも、本編を観なきゃ意味がないと思われるだろうか?(★★★)
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 あとは、今夜も怒りオヤジ3」(★★★)がムチャクチャ面白かった。
 相談者が各種インディーズアイドル3人で、名人がせんだみつお
 普通のテレビでは受け入れられないような4人の異様なキャラを、前面に出して番組を成立させているという懐の深さがすごい。
 せんだみつおといえば、「ダメ芸能人でそのうち消えるだろうと思われていながら、実はしぶとく生き残っている、影の実力者?」のさきがけみたいな人で、この系列に入るのは出川哲朗ふかわりょう、小島よしおあたりか?
 この日の説教でも、ところどころ冴えを見せていた。
【2/13(金)】
 『グロテスク』(★★)の上映が今日で最終日で、まずその前についでに『ララピポ』(★☆)を観に行くことにする。
 渋谷に行って、シネクイントに向かってスペイン坂を上ると、正面に「デトロイト・メタル・シティ」のまんんにちは」の巨大な下ネタ広告が。
 開映時刻19:10の15分ぐらい前にチケットを買い、チラシを物色してから客席に入場。
 お客さんは20人ぐらい。
 予告編で、『鈍獣』の不思議ちゃんぽい女の子を演じているのが佐津川愛美だって、今までそれっぽい役も演じたこと無いし、見ただけでは全然判らない。
 なんか凄いなあ。共演者の真木よう子を超えられるかな?
 『ララピポ』終映はちょうど21:00。
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 続いてそのままシアターN渋谷を目指して歩き、開映時刻21:20の5分前ぐらいにスクリーン2に入場。
 お客さんは40人ぐらいと割りに盛況。
 急遽、予定に無かった出演者の川連廣明さんの舞台挨拶が始まって、アドリブは慣れないのか立て板に水のトークという訳にはいかないものの、楽しい裏話などを10分ほどする。
 予告編の後に本編入場。
 『グロテスク』を観ていて中盤あたりで気分が悪くなったのだが、そればグロいシーンのせいではなくて、この日に春一番が吹いて気温が高かったので、客席も暑かったと思われ、まもなく汗だくになって観ることになった。
 しかし、まもなく温度も下がって汗も引き、舞台挨拶があったにもかかわらず、予定通り22:48に終映。
 帰りの急行列車に間に合うように、急いで渋谷駅に向かう。