シネサルの「映画のブログ」

星(★/☆)の採点は、★4つで満点 ☆は0.5 ★★★★人類の宝/★★★☆必見/★★★オススメ/★★☆及第点/★★中間レベル/★☆パスしてよし/★ひどい/☆この世から消えろ

 『レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで』 ★★★☆

【原題】Revolutionary Road (英語、意味:主人公たちの家の住所)
2008年、アメリカ、カラー、1:2.35、35ミリ上映、ドルビーデジタル/SDDS/DTS、119分、英語(日本語字幕:戸田奈津子
【監督&製作】サム・メンデス、他【原作】リチャード・イェーツ「家族の終わりに」
【出演】レオナルド・ディカプリオケイト・ウィンスレットキャシー・ベイツ、他
2009/02/10(火)18:35-20:45鑑賞、109シネマズグランベリーモール5、約10人/170席
 一言で言えば「本当の自分はここではなく他のどこかにあるに違いない」と思った主人公の「自分探し」映画なのだが、彼らを単に軽はずみな考えの持ち主ではなく、決して高望みしているわけではなく、自分たちの人生を豊かにしようと真剣に考えている「真っ当な人間」として描くことを徹底していて、安直な映画にはなっていない。
 この映画の一番のみどころは俳優たちの芝居で、ケイトはいつも通り良いのだが、ディカプリオがひょっとしたら過去最高、少なくとも最近の出演作の中では抜群の繊細な演技を見せていて、見応え満点の映画になっていた。
 【さらに詳しい感想はこちら】
.