【原題】Revolutionary Road (英語、意味:主人公たちの家の住所)
2008年、アメリカ、カラー、1:2.35、35ミリ上映、ドルビーデジタル/SDDS/DTS、119分、英語(日本語字幕:戸田奈津子)
【監督&製作】サム・メンデス、他【原作】リチャード・イェーツ「家族の終わりに」
【出演】レオナルド・ディカプリオ、ケイト・ウィンスレット、キャシー・ベイツ、他
2009/02/10(火)18:35-20:45鑑賞、109シネマズグランベリーモール5、約10人/170席
一言で言えば「本当の自分はここではなく他のどこかにあるに違いない」と思った主人公の「自分探し」映画なのだが、彼らを単に軽はずみな考えの持ち主ではなく、決して高望みしているわけではなく、自分たちの人生を豊かにしようと真剣に考えている「真っ当な人間」として描くことを徹底していて、安直な映画にはなっていない。
この映画の一番のみどころは俳優たちの芝居で、ケイトはいつも通り良いのだが、ディカプリオがひょっとしたら過去最高、少なくとも最近の出演作の中では抜群の繊細な演技を見せていて、見応え満点の映画になっていた。
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