【3/16(月)】
テレビ東京21:00-21:54の「やりすぎコージー」(★★)。
今回の企画は、俳優の仕事もしている芸人たちに続く、新たな芸人を発掘するというもので、数人の芸人たちを審査するのが、三池崇史、中村義洋、木村祐一、板尾創路の4監督で、ゲストで遠藤憲一も。
とはいっても、実は5人とも宣伝がらみの出演で、三池監督は『クローズZERO II』と「ケータイ捜査官7」の最終回(『ヤッターマン』は対象外)、中村監督は『ジェネラル・ルージュの凱旋』と『フィッシュストーリー』、木村監督は『ニセ札』、板尾監督は『板尾創路の脱獄王』が上映される沖縄映画祭、そしてエンケンさんは主役を演じるテレビ東京の新ドラマ。
オーディションの方は、そんなに凄い発見は無くて、千原せいじの演技が良かったと思ったくらい。
それより、東野幸治が当て馬扱いされたことにウケた。
そういえば、彼が何か俳優の仕事をしたことがあるという記憶が無い。
お笑いが天職ということか?
一方の今田耕司は『蝉しぐれ』(★☆)があったけど、あれも結局成果無しでお笑いに専念ということか?
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【3/18(水)】
テレビ東京19:00-19:56の「ケータイ捜査官7」(★★)。
最終回ということで、シリーズの演出を統括する三池崇史が自ら監督。
谷村美月ちゃんが一瞬特別出演したことに象徴されるように、『神様のパズル』(★★)の特に後半のような展開だった。
つまりは、人間の情緒に即して開発されたケータイが、自ら人間に代わってネットワークを管理し始め、邪魔になった人間を絶滅させようという、科学的かつ哲学的な要素を多く含んだストーリーなのだが、そこを細かく突き詰めることよりも、細かい矛盾は無視してもドラマとしてのダイナミックな展開を重視しているということ。
その結果は、そんなに凄いというほどではないにしても良かった。
何より、登場人物のキャラの輪郭が太いことも、エキストラをたくさん使ったロケも、他のテレビドラマの大半がやっつけ仕事にしか見えないほど、しっかりと手ごたえのあるものを作ろうとしていることが感じられた。
最終回を迎えて、こんなドラマが絶後とならなければいいのだけど。
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【3/19(木)】
朝に『雪夫人絵図』(★★)の録画を観る。
HDDレコーダーの再生が何度も途中で途切れた。
考えられる理由は、HDDの番組データが満杯状態で、少しずつ消してはその空きに録画していった結果、データが細分化されているということ。
こんなの、レコーダーにデフラグの機能がついていれば問題なかったはずだが、家電は往々にして細部で必要な機能が抜けていたりする。
このままだと、以前一度体験した、全データ再生不能でフォーマットし直しという事態になるかもしれないし、どうしよう。
それから、HDDからDVD-Rの空き部分に番組データをコピーしたとき、成功したかに見えてその後DVD-Rが全然読めなくなるということがあった。
VHSのようなアナログメディアなら、テープの一部が傷ついてもそこだけ再生できないで済むのだが、デジタルメディアの場合はこのように全滅になることもあって、やっぱり怖い。
これは、ブルーレイでも恐らく改善してないどころか、ブルーレイの方が容量が多いので、データの混在の可能性も増えるし、全滅したときのダメージも大きい。
どうしたらいいのか? やっぱり、バックアップとして2枚ディスクを作るしかないのか?
これだから、ひょっとしたらブルーレイレコーダーは買わずに、その先のネットに録画データを残す方に飛びつくかもしれない。
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109シネマズグランベリーモールに『チェンジリング』(★★☆)を観に行く。
明日から上映時間が昼だけになってしまうからだが、それにしてもクリント・イーストウッド監督作品で、アンジェリーナ・ジョリーがオスカー・ノミネートされた作品だといういうのに、公開1ヶ月で早くも興行が尻すぼみだなんて、同じオスカーでも何故『おくりびと』とこんなにも違う?
今日19日は109シネマズ1000円の日で、開映時刻18:05の5分ぐらい前に入場。
お客さんは15人ぐらい。
予告編で、やはりイーストウッド作品にぶつけてきた『グラン・トリノ』、初めて観るけど思ったより激しそうな映画。
『チェンジリング』は、正直言ってどういう映画なのか未だに解らない。謎が多い気がする。困った。
終映は20:45頃で、自転車で帰る。
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