シネサルの「映画のブログ」

星(★/☆)の採点は、★4つで満点 ☆は0.5 ★★★★人類の宝/★★★☆必見/★★★オススメ/★★☆及第点/★★中間レベル/★☆パスしてよし/★ひどい/☆この世から消えろ

 2009/06/11(木)〜2009/06/14(日)の日記

【6/11(木)】
 109シネマズグランベリーモール『天使と悪魔』(★★)18:00の回を観に行く。
 予告編が始まったころにスクリーン2に入場。
 お客さんは7人ぐらい。
 予告編で、サブウェイ123って、サブウェイ・パニック』(1974年、★★★☆)までリメイクするなんて、ハリウッドも末期的症状じゃないかと思った。
 オリジナルの面白さを知っている人ならリメイクなんて必要無いし、オリジナルを知らない人にはリメイクの利点なんて通用しないし。
 『天使と悪魔』で、出ました!アーミン・ミューラー=スタール
 つい最近も、『ザ・バンク 堕ちた巨像』(★★☆)で元東ドイツの秘密警察だが工作員の殺し屋の役で出演していて、それ以前にも、表向きはレストランオーナーのボスとか、戦争犯罪の過去を隠して生きる表向き善良市民とか、裏で悪事を働いている役の印象が強い人が、今作でもそのイメージのまんまのキャスティング。
 出てきただけで「実は悪役」だと思ってしまった。
 終映は20:25頃。
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 フジテレビ21:00-21;54のとんねるずのみなさんのおかげでしたの食わず嫌い王選手権、ゲストは麻生久美子松山ケンイチ。(★★)
 久美子は『インスタント沼』の宣伝で、松ケンは『ウルトラミラクルラブストーリー』の宣伝をしていたけど、『ウルトラ〜』には久美子も出ているのに、なんでわざわざ分けたんだろ?
 2人の嫌いな食べ物は、どちらも簡単に判った。
 あっさり見破られた松ケンの「そら豆」は、だいたい枝豆食べる地方はわざわざそら豆なんか食べないもんなぁ。
 久美子のクリームコロッケは、他の3つがどれも酸っぱい味の料理で1つだけ仲間はずれだったのに、松ケンは気づかなかった。
 まあ、松ケンは罰ゲームで似てないモノマネを平気でやったりして、いろいろと面白い。
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【6/12(金)】
 今日は午後休んで、『スラブドッグ$ミリオネア』と運転免許証の更新のハシゴをしようと思っていたが、何かと仕事があったので、来週にパス。
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 テレビ東京24:12-24:53の湯けむりスナイパー。(★★☆)
 2部構成の2部目が、仲居の安藤玉恵が寿退職で旅館を離れる最後の夜、源さん(遠藤憲一)の寝室に忍んで来て源さんに抱かれて、翌朝同僚たちに見送られて帰って行くというもの。
 他人の大胆な行動に対して平然と対処するかと思えば、前回はカラオケで他人が普通に歌っているJ-POPを聞いて「21世紀の演歌」と思って涙ぐんだりと、反応がちょっとズレている面白さがある。
 玉恵は、おっぽいをエンケンに揉まれているところまでは本人だけど、乳首が見えるカットは吹き替えっぽい。
 この番組にしては、わざわざ吹き替えを使ったことが不思議。
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【6/13(土)】
 午後に『不知火検校』(★★☆)の録画を観る。
 NHKに限らないけど、いわゆる放送コードに引っかかる用語をカットしないで流す映画もあれば、この放映のように(おそらく「めくら」という言葉を)ことごとく消していることもあり、2種類の扱い方をどこで区別してしるのかが解らない。
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【6/14(日)】
 午後に28週後...』(★☆)の録画を観る。
 『スラムドッグ&ミリオネア』のダニー・ボイル監督作品の『28日後...』(2002年、★☆)の続編で、彼は今回は製作総指揮に回った。
 『スラムドッグ〜』の予習にはならなかったかな?
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 日本テレビ22:30-22:56の中井正広のブラックバラテエィ」家電学習の第2弾で、電子レンジと炊飯器。(★★☆)
 出演者の中で中居くんだけが味の違いが判らなくて、何でもおいしそうに食べていた。
 このことから少なくとも言えるのは、中居くんだけが嘘をついていないことが確かだということ。
 味の違いが判らなくたって構わないし、判るより何でも美味しく食べられる方が幸せとも言える。
 そして、それだったら彼は高いレンジや炊飯器について気にする必要が無いということ。
 他の出演者は、味の違いが判ったふりをしているのか?判った気になっているのか?確かに判っているのか?どれに当てはまるかは判らない。
 しかし、ちゃんと判っていたとしても、(ここからが最近の家電芸人の語りの弱点なのだが)高機能家電の良さは語っていても、その良さに見合うだけの価格差が正当なものかの検証が何も無い。
 これって、実際に家電を買う際にはかなり重要なはず。
 この点の考慮無しに家電の機能だけにつられてたら、不当に高いものを買わされただけかもしれない。
 これと同じ疑いのあるものが「脳トレ」で、やらないよりやった方がマシなのは確かかもしれないが、やらないとボケる危険性が実際にはほとんど無ければ、ほとんどの人にとっては無駄な出費でしかない。
 まあ、「高いもの」とか「ブランド品」とか「高機能」とか「健康」とかに弱い人たちって、「見栄」「特権意識」「差別意識」が強いだけで、現実に対する認識度は怪しい気がする。
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 深夜に『卍』(2006年、★★)の録画を観る。
 劇場公開された作品に限れば、私の知る限り3度目の映画化。
 増村保造監督による最初の映画化作品『卍』(1964)は、昔観たきりで記憶が定かでないのだが、今作はそれと余り違いが無い気がする。
 登場人物の行動が、歯止めが無くて極端なのは、増村作品の登場人物たちに通じるものがある。
 それとも、このキャラって原作の谷崎潤一郎によるものなのか?