シネサルの「映画のブログ」

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 2009/07/10(金)の日記 (『蟹工船』、アルファベット時代劇)

 WMCつきみ野での蟹工船』(2009)(★★)の上映が、来週から1日3回とか1回になってしまうので、今日のうちに観に行くことにする。
 開映時刻18:00のちょっと後にスクリーン6に入ると、中には誰もいなくて、その後も誰も入ってこなかったので、お客さんは1人。
 それで、公開2週目の来週から1日1回の上映になるのか…。
 WMCが三洋のウィルスウォッシャー空気清浄機を入れたので、空気がきれいになってお客さんたちにも好評とアピールするCMが流れる。
 お客さんのコメントで「(ウィルスが除去されて)くしゃみが止まった」なんてことを言っている奴がいたので、風邪気味人間の(無理やりではない)自然な咳払いをしてやった。
 その後、予告編でTAJOMARU」。
 アルファベット時代劇に傑作なしの定説を、より確固なものにする1本にしかならないだろう。
 日本映画は観客の伸び悩みで先行きかなり不安だというのに、こんな映画を作ることは邦画の弱みをさらして寿命を縮めるだけ。
 何故もっと早く誰か止めないんだ?!
 終映は20:10頃。
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 テレビ東京24:12-24:53の怨み屋本舗REBOOT第1回(★☆)。
 いじめられて自殺した中学生の親が怨み屋に復讐を依頼するまでの一連の展開が、念入りであざとくて長すぎで、観ていてうんざりするとともに、「『怨み屋本舗」って何が面白いんだったっけ?」と今さら疑問に思った。
 その答えは、木下あゆ美演じる怨み屋が、依頼者に対して「自分からは何もしないくせに被害者意識だけは達者」なことを言い放つという、「肝心なことをあいまいにしない」キャラの持ち主だということだろう。
 だから、これからはもっとあゆ美さまのシーンをメインに展開すればいいんでないの?