【11/20(金)】
朝、電子レンジでたったの2分でコーヒーが出来ることで愛用していたコーヒープレスを落っことして破損。
新しいものを買いたいと思ってネットで探したが、元のドトールコーヒーはおろか、どこからも出ていない。
便利なのになんでだろう?
何か欠陥でもあったのか?
しょうがないので、今日も眠くなり始めた夕方から、売っていそうなホームセンター、大型スーパーなどを自転車で数ヶ所回り、最後の砦の東急ハンズにまで行くが結局なし。
あきらめてペーパードリップにするか?
このコーヒープレス&2、3の野暮用のための約2時間半の自転車での店舗めぐりのおかげで、歩数計は5桁の大台の13500。
そんなに歩いていないと思うので、おそらく自転車乗車中の振動によるものがかなり含まれていると思うけど、どう扱えばいいのか?
さらに、家に帰ったときは平気だったが、すぐに脚に疲労感を感じて、横にならずにはいられなくなって、そのまま1時間ほど眠ってしまった。
夜中に目を覚まして、そのまま朝まで眠ろうとしたが、眠気が覚めたのでまた起きる。
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【11/21(土)、晴】
「映画祭TAMA CHINEMA FORUM」の「avex ニュースター・シネマ・コレクション presents 特別先行プレビュー特集!」に行く。
新百合ヶ丘駅から多摩線に乗り換えて小田急永山駅で降り、バスで聖蹟桜ヶ丘駅に行って、駅前のヴィータホールに行くという経路で、余裕を持って行ったつもりが、ところどころ少しずつ想定外で遅れて、開演時刻13:00の少し前に到着。
お客さんは約70人で50%ぐらいの入り。
すぐに1作目の『大人になった夏』(★)という、ストレートなタイトルの作品。
舞台となる民宿のおばあちゃんを演じるのは、「まつじゅん」こと?松本じゅんさんだ。
女の子たちの相手役の岸田タツヤ演じる高校生のおじいさんを演じるのは、実年齢51歳の半海一晃で、ただでさえ役作りにハンデがあるはずなのに、ジャクソン・ブラウンのTシャツを着ているのは何かの狙いなのか?
上映後に、監督&脚本の長嶋永知、主演3人の山谷花純(やまやかすみ)、江野沢愛美(まなみ)、小嶺燦羅(きらら)が登壇して、司会者による質疑応答形式でティーチインが始まる。
監督によれば、13歳の女の子たち3人の成長をストレートに描いたということで、確かにヒネた感じのない真面目な作りの作品になっていた。
でも、観る方にとっては、愚直なだけがとりえじゃ映画の面白味がない。
まぁ、撮影は油壺あたりの民宿で今年の夏に4日間ということで、時間的や予算的な制約が大きかったせいで、映画としての肉付けをする余裕が無かったのかもしれないけど。
民宿が常連客たちにしたわれている感じのリアリティが無かったことに、お金の無さを感じたので。
ティーチインが終わって、撮影セッションでメディア関係に加えて、主演3人目当てのカメラ(いい年の)小僧が20人ぐらい群がる。
15:00から2作品目『ラムネ』(★★★)。
本編に続いて、『ラムネ』のスピンオフ短編の上映。
終映後、監督の篠原哲雄、ヒロインの清水美花、脇役の西田有沙の3人が登壇。
『ラムネ』はストーリーが『月とキャベツ』っぽい。
篠原監督の発案なのか?それとも、脚本と企画は別の人なので、ストーリーが先で、後から篠原監督の起用が決まったのか?
でも、ストーリーが似ているだけで問題にするわけではない。(どんなこと言ったら、起承転結の映画は全部パクリになっちゃう。)
それ以上に、久々に篠原マジックを感じた作品だった。
大作よりも低予算で本領発揮って、なんか変だけど、邦画の大作が万人ウケなどを狙ってつまらなくなりがちということか?
主人公演じる清水美花に、80年代の相米慎二作品のヒロイン少女のような、台詞をハッキリ言う芝居をさせていた。
撮影期間は今年の夏に6日しかなかったらしいけど、クランクイン前にリハーサルを1ヶ月やったということで、その成果が出たということか?
役者が魅力的に見えることが作品の出来に重要であることを認識して、そのために芝居をきちんとさせてそれをフィルムに抑えるべく撮影などにも注力し、そうして鍛えられていくことが新人俳優にとって何より幸せだと思うし、そしてそうした作り手たちの努力が作品の出来に反映していることを観る喜びって本当に嬉しい。
17:00から3作目の『クロネズミ』(★★☆)。
18:15の終映後に、監督の深作健太と、出演者の坂本真、斉藤リナ、清水遥加、下宮里穂子、そして再び清水美花が、劇中の高校の制服姿で登壇。
深作監督とavexの関係は『エクスクロス』(★★☆)以来。
この映画も『エクスクロス』同様、わるのり上等の楽しい映画で、特に前半のクロネズミのお茶目な振る舞いは最高。(かぶりもので演じていたのは、ほとんど清水美花だったとのこと。)
まあ、設定とかキャラとか行為とか、どこかの映画などで見たことある気がするけど、観ているときに楽しめればそれだけで単なるパクリだけではなくなるのでOK。
突如後ろ回し蹴りやとび蹴りを見せて意表をついた清水遥加は、アクションの経験は無かったそうだ。
坂本真は、『花とアリス』で最初に観て以来、今回も相変わらず高校生役。
あと、監督の口からある設定上の秘密が話されて、本来なら別に隠すことではないんだけど、バラすと大げさに騒ぎそうな人たちがいるので、監督の希望通り書かないことに同意。
18:50頃に終わって、アンケートに答えて駅前のバス乗り場から、ほぼきた時の経路どおり帰る。
歩数計は6150歩。
今日も夕方に眠気を感じて、帰宅後ちょっと寝て夜中に目覚めて、眠れずにしばらく起きて…という調子だった。
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