2010年、日本、カラー、1:1.78、ビデオ上映、ビデオ撮影、105分、日本語
【監督】佐藤寿保
【出演】安井紀絵、佐久間麻由、鳥肌実、木口亜矢、草野イニ、新井浩文、渡辺真起子、辻岡正人、他
2010/09/27(月)20:45-22:30鑑賞、K's cinema、約10人/約100席
アダルトビデオの内幕モノかと思っていたが、実際には生き方に行き詰って全然別な世界で別の自分になって生きたいと思って飛び込んだ先がAVだった女たちの物語だった。
内幕モノでない以上、業界内の実情は詳しくは描かれてなくて、情報の不足は観る側の知識で補完する必要がある。
よって、AV女優になったことによる心身の負担は、そんなに切実かつ具体的に表現されてないが、はたしてそれはどうなのか?
終盤になって、リアリズムに反した表現が多くなったことからも、ありがちなリアルな「内幕モノ」には断じてしなかったということか?
主演の安井紀絵は、最初は親にいじめられる弱気なOL、次が無理にキャラを作っているAV女優、そして肝の据わった女の顔と、新人ながらも三変化を見せられたのは幸せだと思う。
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