シネサルの「映画のブログ」

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 2010/11/19(金)〜2010/11/20(土)の日記 (『たまの映画』『あまっちょろいラブソング』『クロサワ映画』『ニライの丘』)

【11/19(金)】
 午後、NHK-BS2で昨夜21:00-22:35放送の「刑事コロンボ『マリブビーチ殺人事件』(★★)の録画を観る。 【感想】
 夜は、週末恒例のブログの更新。
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【11/20(土)、晴】
 今日から始まる「映画祭TAMA CINEMA FORUM」で、明日開催のコンペ「TAMA NEW WAVE」の一般審査員に申し込んでおり、その特典でタダで観ることが出来る『あまっちょろいラブソング』(★☆)、『クロサワ映画』(★☆)、『ニライの丘〜A Song of Gondola〜』(★★)を観に行くことにしていた。
 その前に、有料で『たまの映画』(★★☆)の上映もあって、監督の今泉力哉は注目の人なので、今日でなくても12月の劇場公開時に見に行っても良かったのだが、ついでに観に行くことにして、先日前売り券を購入した。
 会場の聖蹟桜ヶ丘駅前のヴィータホールに、『たまの映画』の開映時刻11:00までに行くために、早めの時間09:30に家を出る。
 新百合ヶ丘から小田急多摩線に乗り換えて小田急永山駅に10:00頃に着く。
 ここからは聖蹟桜ヶ丘駅までバスで行けばいいのだが、バスはバス停で待たされるのと、渋滞に引っかかったりなどの不確定要因があるので、時間に余裕を持たせる必要があって早めに小田急永山駅に着く必要があった。
 そして、歩くと約3?の道のりを35分で着く計算なので、早く着く必要性もないので、歩いて行くことにする。
 天気が良くて、上着を脱いでも汗が出た。
 予定通り、35分後の10:40頃に会場に着き、途中バス停の時刻表をチェックして、バスだったら10分ぐらいの乗車だということが解り、これは明日の参考にする。
 その後、トイレに行ったりで、結局入場は10:55頃。
 前売り券は売り切れていたことが判っていたが、当日券もあって満席というわけではなく、90%ぐらいの入り。
 11:00から予定通り『たまの映画』の上映。
 バンドのたまの結成から解散後の現在までをとらえたドキュメンタリー。
 終映は12:55頃。
 続いて、たまの元メンバーの滝本晃司さん、彼と親交があって舞台の音楽を依頼したりで、今作にも出ていたヨーロッパ企画上田誠さん、そして今泉力哉監督と司会者の4人によるトークショー
 監督の製作経緯の説明によると、まだ20代なので約20年前のたまのデビュー当時のことはよく判らず、監督の依頼を受けてたまのことを一から調べて作ったそうだ、だからこそきっちりとしたドキュメンタリーを作れたのかもしれない。
 観客のQ&Aで、4人の元メンバー中唯一映画の出演を断った柳原幼一郎(現、柳原陽一郎)さんについて、映画の製作については反対してないし、他のメンバーとも歩んでいる道が違うだけでわだかまりは無いという意味の回答を受けたと監督から説明があった。
 そして、45分間ぐらいのトークショーが終わって、滝本さんによるミニライブが3曲15分間ぐらい行われた。
 終演は予定の13:45より遅れて14:00頃。
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 次の『あまっちょろいラブソング』の開映14:30まで30分ぐらいしかなく、コーヒーだけは飲みたかったので、カロリーメイトだけ食べてからコーヒーを一杯。
 ちょっとくつろいでから会場に戻ったら、14:30直前になっていて、入場とともにすぐ開映。
 『たまの映画』を観た人はタダで観られるはずだけど、お客さんは大幅に減って20人ぐらい。
 主人公のナオミが、目が出ないミュージシャンへの道と、バイトの仕事を本職にするかという迷いと、結婚への想いとの間で揺れるというストーリー。
 偶然だろうけど、今年の『バンデイジ』や『ソラニン』みたいな話で、こういう話は結局最終的に音楽を続けるかやめるかしかないから、独自性を出すのは難しい。
 終映は16:15頃。
 ここで、スケジュールにはなかった、宮田宗吉監督、主演でミュージシャンの下石奈緒(おろじなおみ)さん、プロデューサーの松江勇武さんによる舞台挨拶と、下石さんによる弾き語りが行われる。
 終演は16:30頃。
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 次の『クロサワ映画』の開映時刻17:00まで、会場を出てコンビニでカレーパンを買って食べたりしているうちに、あっという間に25分ぐらいつぶれて、会場に入場。
 お客さんは40人ぐらい。
 『クロサワ映画』は、DTSステレオなので、ビデオ撮りで劇場公開時は35ミリプリント上映だったのかもしれないが、今日はSD画質のDVD(?)による上映。
 沖縄国際映画祭で、観客も含めて選ばれた「Laugh部門」グランプリと、最高賞の審査員特別賞の2冠の作品だけど、いかにもフジテレビのバラエティ班という、人間を表層的にしか描けない、恋愛映画に不向きな人たちによるネタ映画といった感じ。
 終映は18:34頃で、直後に渡辺琢監督、出演者の椿鬼奴さんによるトークショーが開かれるはずだったが、15分遅れの18:48に始まる。
 遅れた理由は、鬼奴が羽田に到着した飛行機が遅れて、羽田から多摩までも渋滞に巻き込まれたからとのこと。
 そして、その車中で眠ったために声がガラガラになったということに始まって、劇中の小道具として出てくるパチンコ台の機種が撮影時の2009年のもので、今となっては古くなっているということにやけにこだわったりするなどの、話がどんどん脇にそれていくのが面白い鬼奴の天然トークが期待通りに炸裂。
 笑った。
 終演は、やはり予定より15分遅れで19:15頃。
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 次の『ニライの丘〜』の開映は、予定より10分遅れの19:25から。
 主人公の沖縄の中学生の少年には父と病弱の妹がいたが、空手を習いたいと言っては父親に反対されて妹の世話をしろと言われて父に不満を抱き、やがて実の父が別にいることを知って、家を飛び出して夜をさまよう、というのがメインのストーリー。
 なんか、モヤっと判りにくい展開で、前後の関連性がちゃんとつながっているか怪しいのだが、異様に鬱屈したような雰囲気が充満している感じが出せているのが凄いと思った。
 例えば、ふいに現れた父のいとこおじさんとか、特に異様だった。
 終映が21:04で、すぐに聖蹟桜ヶ丘駅のバス乗り場に行って、多摩センター駅行きのバスに乗って、小田急で帰る。
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 22:30頃家に帰って、(壊れかけの)HDDレコーダーの留守録をチェックしたら、途中の番組から録画がされてないという、最近時々起っていたことが再発した。
 どうやら、留守録の時間に17:00などのADAMSの定時データダウンロードがぶつかると、以降の留守録が止まってしまうようだ。
 しょうがないので、ADAMSはやめてINETに切り替える。
 これで、とりあえずは対処できたと思う。