シネサルの「映画のブログ」

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 『座頭市兇状旅』 ★★

1963年、日本(大映)、カラー、1:2.35、光学モノラル、86分
【監督】田中徳三
【出演】勝新太郎、高田美和、万里昌代、安倍徹、他
2013/03/16(土)鑑賞、WOWOWO放映
<ストーリー>
 下仁田を旅をする座頭市(勝)に、気がやさしい二代目の親分と、彼の先代に縄張りを奪われた旅籠の主人、二代目と恋仲のその娘(高田)、座頭市と昔恋仲だった女(万里)と、その夫で居合の達人の浪人がからむ。
 二代目のところにわらじを脱ぎながら彼の縄張りと兄弟分の仇の市の命を狙う男(安倍)は、浪人を助っ人に雇い、空き家にいた市たちを取り囲んで殺そうとする。
<感想>
 シリーズ4作目。
 それぞれの人々が苦悩を抱えた状態での濃密なドラマが繰り広げられる。
 クライマックスの、大多数と座頭市1人の斬り合いと、剣豪どうしの一騎打ち(市の刀が折られる絶体絶命のピンチ。ラストでは、仕込み刀なしで手ぶらで旅立っていくのも珍しい。)も見どころ。
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