シネサルの「映画のブログ」

星(★/☆)の採点は、★4つで満点 ☆は0.5 ★★★★人類の宝/★★★☆必見/★★★オススメ/★★☆及第点/★★中間レベル/★☆パスしてよし/★ひどい/☆この世から消えろ

 『「無頼」より 大幹部』 ★★☆

1968年、日本(日活)、カラー、1:2.35、93分、日本語
【監督】舛田利雄【原作】藤田五郎
【出演】渡哲也、松原智恵子浜田光夫川地民夫待田京介松尾嘉代、水島道太郎、藤竜也、青木義朗、深江章喜高品格、他
2013/01/07鑑賞、WOWOW放映
<ストーリー>
 家族と死に別れて鑑別所を脱走しやくざになった渡哲也が、組同士の争いに巻き込まれる。
<感想>
 雨の中などで繰り広げられる乱闘シーンは迫力満点で、流石の舛田利雄監督。
 でも、肝心のラストの殴り込みのシーンで、青江三奈がしっとり歌う「上海帰りのリル」をバックに流しちゃうのは、凝りすぎて結果ぬるくなってしまった。
 また、松原智恵子演じる堅気の理論で絡んでくる役は、やくざ映画とは相性が悪いことが多い。
 邪魔くさいと感じてしまう。
.