シネサルの「映画のブログ」

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 『雲の上団五郎一座』 ★★

1962年、日本(東宝)、カラー、1:2.35、84分、日本語
【監督】青柳信雄【原作】菊田一夫
【出演】フランキー堺水谷良重榎本健一三木のり平八波むと志森川信、沢村いき雄、由利徹南利明佐山俊二、森明子、花菱アチャコ清川虹子藤木悠北川町子、筑波久子高島忠夫、内田朝雄、藤田まこと、他
2013/11/10(日)鑑賞、NHK-BSプレミアム
<ストーリー>
 あまり人気のないドサ回りの雲の上の団五郎一座が、公演場所を探して旅している時、東京で舞台演出をしていた酒井(フランキー)に出会い、彼の演出の公演を彼の知り合いのはるみ(水谷)の父(アチャコ)の劇場で始めた。
 段取りを間違ったり、ライバルの策略で俳優が遅刻したりしても、その度にアドリブで対応したことが客に受けて一座の人気は上がっていき、多額の契約金で大阪で興行するまでになった。
<感想>
 舞台での芝居のシーンを中心に、数々の脂の乗った喜劇役者たちが芸達者な芝居を見せてくれる。(反面、往年のスターのエノケンがこれといった見せ場がないのは寂しいけど。)
 でもそんな役者たちに頼ったのか、、映画の作りとしては、舞台上の芝居を映すだけのシーンが多かったりで、全体的に平板な印象。