2010年、日本(東宝)、カラー、1:1.85、99分、日本語
【監督】波多野貴文
【出演】岡田准一、真木よう子、松尾諭、神尾佑、香川照之、堤真一、野間口徹、堀部圭亮、螢雪次朗、山本圭、波岡一喜、他
2013/11/30(土)鑑賞、WOWOW放映
<ストーリー>
将来の首相候補の声もある伊達(香川)と若手官僚たちは、SPの緒形係長(堤)とともにテロによる革命を企んでいた。
緒形は優秀な部下の井上(岡田)を仲間に入れようとしたが、井上は応じなかった。
急に官房長官(蛍)の警護を任された井上たちを、暗殺集団が襲った。
<感想>
要人をほったらかして犯人と戦ったり、無駄に大がかりな暗殺団が堂々と少人数ずつ現れてはゆったり襲って来たりなので、リアルなSPを生々しく描くなんて意図は全然ないのだろう。
ならば活劇など、他に何かを見せたい意図があるかといえば、編集に凝るとかBGMに凝るとかコミカルなシーンを挟むとかの小細工止まりの表現で、驚きに至るものはない。
どこかで見たことあるような表現法でお茶を濁して、無難にまとめたような映画って、一番つまらない。
とっ散かった出来上がりでもいいから、作り手の想いとか野心とかがあふれ出ている映画の方がいい。
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