2010年、日本、カラー、1:1.85、123分、日本語
【監督】松田秀知
【出演】米倉涼子、筧利夫、笹野高史、高知東生、塚地武雅、城田優、林丹丹、安めぐみ、反町隆史、林遣都、成宮寛貴、星野真里、 金山一彦、相島一之、原田龍二、柳葉敏郎、橋爪功、津川雅彦、伊武雅刀、高橋克実、陣内孝則、他
2013/12/14(土)鑑賞、WOWOW放映
<ストーリー>
現金輸送車を強奪した犯人グループが逃走の果て人質を取ってショッピングモールにたてこもり、宇佐木(米倉)が犯人との交渉に当たるが、主犯の御堂(津川)は人質たちを釈放して投降した。
後日、空港で出くわした人質の1人の木元(林遣都)の不審な行動を見た宇佐木は、彼を追って彼の乗った旅客機に乗ると、その機がハイジャックされ、御堂の釈放を要求した。
<感想>
ストーリーは至る所が穴だらけで、その最たるものが、主犯がカリスマになることを目指している割に、実績のない素人をハイジャックの犯行メンバーにしちゃう程手持ちの人材が不足していること。
犯行計画に不確実な要素が多過ぎるのに、ご都合主義の展開で偶然上手く進展したり、大がかりな犯行の目的がその大きさに見合わない程小さいことが判ってハッタリ頼みのストーリー展開だったりする。
でも、そんな欠点に感づく前に次から次へとハッタリをかまして観る者をごまかして、結果的に退屈しない作品になっていたから、これはこれでいいのかも。
テレビドラマの映画化に、これ以上を期待しない方がいいと思う。
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