シネサルの「映画のブログ」

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 『日蓮と蒙古大襲来』 ★☆

1958年、日本(大映)、カラー、1:2.35、137分、日本語
【監督&脚本】渡辺邦男、他【製作】永田雅一
【出演】長谷川一夫市川雷蔵勝新太郎志村喬左卜全中村鴈治郎東山千栄子淡島千景田崎潤、叶順子、浦辺粂子、他
2013/12/31(火)鑑賞、WOWOW放映
<ストーリー>
 法華経以外は認めない日蓮は、弾圧され島流しをされたりするが、次第に信者を増やしていく。
 彼の予言通り蒙古が日本に攻めて来て、日蓮たちが経を唱えると、嵐が起きて蒙古の軍艦が沈み、日本の危機は回避された。
<感想>
 史実を元にしたフィクション。
 面白くない理由は以下の通り。
(1) 歴史ものは出来事の流れ中心になりがちで、相対的に登場人物のドラマが手薄になる。
(2) さらに本作では、主人公の日蓮は狂信的に信念を貫くだけなので、感情の起伏が無いに等しい。
(3) 呪文や魔法で問題解決しちゃうのは、努力で解決しようというストーリーと比べると、何でもありでつまらない。
 暴風雨で蒙古の軍艦が沈むシーンの特撮が見どころの作品かな??
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