シネサルの「映画のブログ」

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 『コズモポリス』 ★★☆

【原題】Cosmopolis(意味「国際都市」(「コスモポリス」の英語の発音に近い表記が「コズモポリス」))
2012年、フランス=カナダ、カラー、1:1.85、110分、(日本語字幕)
【監督&脚本】デヴィッド・クローネンバーグ
【出演】ロバート・パティンソンジュリエット・ビノシュサラ・ガドンマチュー・アマルリック、ジェイ・バルシェル、ケヴィン・デュランドケイナーン、エミリー・ハンプシャーサマンサ・モートンポール・ジアマッティ、他
2013/04/24(金)、新宿武蔵野館1
<ストーリー>
 投資会社の社長である若い男が、運用に失敗したことや殺人予告を受け取ったことで、次第に平常心を失っていく。
<感想>
 クローネンバーグ監督がかつて『ヴィデオドローム』や『戦慄の絆』で描いたような、ある人間が何となくジワジワと異常な状態に変わっていく展開の作品が久しぶりに復活。
 直接的な表現を排して、噛み合わない会話や、大半の舞台となっているリムジンの中から見える車外の騒乱などから、何となく感じさせることを狙った表現方法は、説明が難しく「絶妙」としか言えない。
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