シネサルの「映画のブログ」

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 「青と白で水色」 ★★

2001年、日本、カラー、1:1.78、2001/12/01(土)13:35-14:30放映(日テレ)、46分、日本語
【演出】高橋直治【脚本】桜井剛
【出演】宮崎あおい小栗旬蒼井優小西真奈美銀粉蝶相島一之松田悟志、他
2014/05/04(日=祝)再見、Web
<ストーリー>
 高校2年の楓(宮崎)は、中学では親友だったかすみ(蒼井)たちに学校でいじめられる度に、彼女の自転車の鍵を開けて盗もうとしたことで親しくなった生徒の匠(小栗)に教わった方法で、鍵がかかって入れない屋上への扉を開けようとした。
 担任の代理教教員として赴任してきた大内(小西)は、生徒たちにかつて自分がこの学校でいじめていたクラスメイトが校舎の屋上から飛び降り自殺を図って植物状態になったことを話し、命の大切さといじめの罪を訴えた。
 屋上に上がれた楓は飛び降りようとするが、匠に説得されて教室に戻った。
<感想>
 日本テレビシナリオ登竜門2001大賞受賞作品。
 楓と大内の絡みが初対面の時に少しあるだけで、クライマックスでも全くないことに拍子抜けするが、尺が46分しかないからシーンも増やせず仕方がないのかも。
 いじめのストーリーや蒼井優(こっちはいじめ役だけど)が出ているせいか、何故か『リリイ・シュシュのずべて』(2001/10/06公開)と映像的に似ている。
 それでも、普通のテレビドラマよりは映像的に凝っていることには好印象。
 そして何よりあおいちゃんはじめ出演者の表情が良く、それをしっかり引き出して捉えていることが一番のセールスポイント。