シネサルの「映画のブログ」

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「刑事コロンボ『死の方程式』」 ★★

【原題】Short Fuse(意味「短い導火線」)
1971年、アメリカ、カラー、1:1.33、吹替、72分
【監督】エドワード・M・エイブロムス
【出演】ピーター・フォークロディ・マクドウォールアン・フランシス、他
2017/03/12(土)鑑賞、2015/10/12放映(BS-TBS)
<ストーリー>
 先代の社長の息子で、その化学会社の専務のロジャー(マクドウォール)は、工場の片隅で趣味同然の研究にふけっていて、現社長である義理の叔父は会社の譲渡を進めているのに反対して反対派の扇動もしていたので、ロジャーに今夜中に叔母に辞職を申し出るように言い渡した。
 ロジャーは叔父の葉巻ケースに、箱を開けると数分後に爆発する細工をして叔父の車に置き、叔父の運転手の家に行って、彼が譲渡反対派の副社長と通じているかのように工作した。
 叔父が車で山荘に向かう最中に爆発して、崖の下で大破しているのが発見された。
 コロンボ(フォーク)は、車が崖から落ちる前に爆発していたことから、葉巻の箱に何者かが爆弾を仕掛けたとにらんだ。
 コロンボがロジャーを連れて山荘に行くためにロープウェイに乗り、その中で現場で見つかった葉巻の箱を開けたので、ロジャーは動揺し爆発すると言い出したが、コロンボが別の箱でだましたのだった。
<感想>
 今回のポイントは、ロディ・マクドウォールのはしゃぐ芝居のクセがすごいところ。
 いや、実際のところは吹き替えの野沢那智のクセがすごいのかもしれないが。
 賛否は決めかねるが、確かにクライマックスのドタバタに近いやり取りは面白かった。