この話題は久しぶりだが、前回の6月9日からの約2ヶ月間のことを振り返る前に、まず8月11日の放送内容について。
興行成績ランキングから始まり、夏休みで半数近くがアニメということで、その中の一本の『森のリトル・ギャング』の紹介。
ただしこれが配給会社が用意したと思われる紹介ビデオを、およそ5分間にも渡ってただ流すだけという、テレビ東京の「SHOWBIZ COUNTDOWN」みたいな内容で、それならおすぎを起用してる意味ないじゃん。
ビデオが終わった後のおすぎは、「CGアニメってどれも同じに見える」とコメントしただけで、話題はディズニーの古典アニメのDVD-BOXの方にさっさと移る。
まあ、いま公開中の新作映画には語るべきものはない、あるいは日テレの『ゲド戦記』のようにフジテレビでは話題にできないものしかないということなんでしょう。
そのあとは、おすぎと小倉でディズニーアニメ、『ザッツ・エンタテインメント』DVD-BOXを、それに負けずに笠井が新作アニメの『時をかける少女』を、各々あらかじめ決められた段取り通り紹介。
おすぎと小倉はともかく、笠井は例によって言ってることに何の内容もないくせに、「連日超満員!」「号泣よ!」と声張り上げてうるさいので、おすぎに「あんたはすぐ泣くのよ」とあしらわれる。
というわけで、今回はあまりやる気を感じなかったし、これといった落ち度もなかったので、私のコメントも特になし。
この2ヶ月間、懸念されたおすぎの暴走発言はほとんどなかった。
自分のことを「日本で唯一の映画評論家」と言って、それに対して「評論家は他に○○もいる」などといった抗議もあったそうだが(もっと気の利いた抗議を出来ないの?)、テレビという活動の場で批判も含めた意見を言っているということに限れば、確かにおすぎの言っていることは間違ってない。(他には井筒監督もそうだけど、彼は評論家を名乗っていない。)
おすぎは評論家としては問題もあるけど、現状唯一無二ということでは存在価値を認めざるを得ないか? しょうがないけど。
過去2ヶ月間に対するコメントもそんなもんです。