2007年、日本、カラー、1:1.85、35ミリ撮影、35ミリ上映、DTSステレオ、120分
【監督&編集】大林宣彦 【脚本】剣持亘、内藤忠司、石森史朗、南柱根、大林宣彦 【原作】山中恒「おれがあいつで あいつがおれで」 【製作】黒井和男 【プロデューサー】鍋島壽夫、大林恭子 【音楽】山下康介、學草太郎
【出演】蓮佛美沙子、森田直幸、厚木卓郎、清水美砂、古手川佑子、田口トモロヲ、犬塚弘、窪塚俊介、石田ひかり、寺島咲、長門裕之、斉藤健一(ヒロシ)、根岸季衣、宍戸錠、山田辰夫、林優枝、吉行由実、細山田隆人、高橋かおり、勝野雅奈恵、入江若葉、小林桂樹、他
後半、「男と女」「肉体と精神」「あなたとわたし」「あの世とこの世」の違いが混沌となる虚構の世界に入り、人の想いが作る虚構=物語が、別れさえも悲しみでなくしてしまうのが大林監督ならではの素晴らしさ。
近年連発された底の浅い「別れが悲しい」映画(と、それらを「泣ける映画」とありがたがって観る人々)とは格の違いを見せつける。 (さらに詳しい感想がこちらに書かれるかも)
2007/07/19(木) 16:05〜18:20 新宿ガーデンシネマ1 約15人/300席