【原題】Hot Fuzz (意味:「熱い警察」)
2007年、イギリス=フランス、カラー、1:2.35、35ミリ上映、35ミリ撮影、ドルビー、120分
【監督】エドガー・ライト【脚本】エドガー・ライト、サイモン・ペッグ
【出演】サイモン・ペッグ、ジム・ブロードベント、ティモシー・ダルトン、ビリー・ホワイトロー、ケイト・ブランシェット、ピーター・ジャクソン、他
2008/08/15(金)13:00-15:15鑑賞、シネ・アミューズ ウエスト、約80人/129席
ギャグ映画っぽい感じで始まるのだが、お笑いの要素は意外に少なくて、代わりに大きな要素だったのは、独善的な人々が公共社会を私物化して、悪とみなした人々を安直に排除しようとする、地方社会はもちろん国家レベルでも起こりそうな排他主義に対する嫌悪感で、真面目な映画だなぁと思った。
それから、往年の刑事アクション映画に関する引用が多数あるのはいいのだが、あまり効果的ではないので、単なるオタク趣味と変わらなかった。
最大の難点はアクションの撮り方が雑なことで、やたら激しく撃ち合うだけで何がどうなっているのか解りにくく、結果的にスカッとしないものになっていること。