シネサルの「映画のブログ」

星(★/☆)の採点は、★4つで満点 ☆は0.5 ★★★★人類の宝/★★★☆必見/★★★オススメ/★★☆及第点/★★中間レベル/★☆パスしてよし/★ひどい/☆この世から消えろ

 ヨコハマ映画祭(2008年度) ★★

 (下記以外の結果等参照:http://www.ceres.dti.ne.jp/~kwgch/movie_misc.html#award_2008
<ベストテン>
(1) おくりびと(★★)
(2) ぐるりのこと。(★★★☆)
(3) 歩いても 歩いても(★★★)
(4) 闇の子供たち(★★☆)
(5) 実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(★★☆)
(6) 接吻(★★★)
(7) トウキョウソナタ(★★★)
(8) クライマーズ・ハイ
(9) きみの友だち(★★☆)
(10)休暇
 次点 百万円と苦虫女(★★★)
 ずいぶん堅苦しくて重くて真面目な映画ばかりのベストテンだなぁ。
 もちろん、複数の審査員の投票を集計しただけの結果だから、誰かの特別な意図が働いているわけではなく、純粋に映画の出来不出来だけで選んだ結果だと言えることは判っているけど。
 新しい面白さを感じさせる映画が1本も入っていないなんて。
 まるで、日本料理ベストテンを選んだら、寿司、天ぷら、すき焼きみたいな、いかにもな料理が並んだようなベストテンで、それらだけで日本料理を総括できるかといえば、トン汁とかカツ丼とかカレーうどんとかポテトコロッケみたいなものだってあってこその日本料理だろうと言いたくなる。
 もしある1人の人間がこんなベストテンを選んだとしたら、その人に対して「大丈夫?映画を楽しんでる?頭固すぎない?」と思ってしまう。