【原題】Australia(英語、意味:「オーストラリア」(国名))
2008年、オーストラリア、カラー、1:2.35、35ミリ映写、ドルビー、165分、英語(日本語字幕:戸田奈津子)
【監督&脚本&原案】バズ・ラーマン、他
【出演】ニコール・キッドマン、ヒュー・ジャックマン 、他
2008/02/03(火)18:30-21:20鑑賞、東京厚生年金会館、約65%
まるでプロモーション・ビデオ、もしくはゲームのような映画だった。
数分間の音楽のPVなら、ストーリー仕立てのものでもストーリーはあくまで「ストーリーらしきもの」で、映像がいかにキャッチーかが出来の決め手の90%ぐらいといった構造。
でも、映画なら「ストーリーらしきもの」程度ではもの足りないし、映像も「心を揺さぶられる」ぐらいのものであって欲しい。
で、この映画は、ストーリーが
「困難が立ちはだかりました。克服しました。でも誰かが死にました。」
といったエピソードがいくつか繰り返されるだけの薄っぺらさで、それに対して映像はPVみたいに小細工を多用して凝っているのだが結果は上滑りするだけだった。
【さらに詳しい感想がこちらに載るかもしれない==>http://www.ceres.dti.ne.jp/~kwgch/kanso_2009.html】
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