シネサルの「映画のブログ」

星(★/☆)の採点は、★4つで満点 ☆は0.5 ★★★★人類の宝/★★★☆必見/★★★オススメ/★★☆及第点/★★中間レベル/★☆パスしてよし/★ひどい/☆この世から消えろ

 『グロテスク』(2009 日) ★★

2009年、日、カラー、1:2.35、ビデオ上映、ビデオ撮り、73分、日本語
【監督&脚本】白石晃士
【出演】長澤つぐみ、川連廣明、大迫茂生、他
2009/02/13(金)21:35-22:48鑑賞、シアターN渋谷2、約40人/約100席
 「愛する人のためなら死ねる」という台詞は、フィクションの中だけなのか?現実に言う人もいるのか?はっきりしないように、この言葉は実現性に乏しく、よって本気かどうか証明できず、そのことをいいことに軽はずみに言える「きれいごと」のように思える。
 それなら、「この言葉がどういうものなのか、具体的に映像にしてみよう」と思って作られたような、フィクションとしても未だかつてなかったような「愛する人の危機と自分の命、どちらを選ぶかの二者択一を、判りやすい形で示した映画」ということなのだろうか?
 『グロテスク』はクライマックスのハッタリは面白かったが、そこ以外のプレイ部分は意外に工夫が足りなくて一本調子だった気がする。
 【さらに詳しい感想はこちら】
.