シネサルの「映画のブログ」

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 『ハルフウェイ』 ★★☆

意味:"Halfway"(ハーフウェイ、意味「途中」)の発音間違い
2008年、日、カラー、1:1.85、35ミリ上映、ビデオ撮影、ドルビー、85分、日本語
【監督&脚本&編集】北川悦吏子【製作&編集】岩井俊二【音楽&プロデューサー】小林武史
【出演】北乃きい岡田将生溝端淳平仲里依紗成宮寛貴白石美帆大沢たかお、他
2009/03/01(土)15:10-16:50鑑賞、ヒューマントラストシネマ渋谷1、ほぼ満席/約250席
 「ハルフウェイ」="halfway"=「途中」…というより「発展途上」、「未熟」と訳した方が適切と思えるような、高校生の青くて硬い恋のやり取りを描いた映画。
 とはいえ、それは決して批判されるものではなく、人生経験も少ない高校生という一時期に特有な考え方に則って行動をしているというだけ。
 そんな高校生ならではの思考と行動の描き方が、映画的なドラマチックなものというより、ドキュメンタリーのようにナチュラルなので、かつて高校生だった大人たちは、確かにかつて自分の中にあった情緒に敏感に反応して、気恥ずかしくも甘酸っぱい思いに浸れるが、現役の高校生にとっては、あまりにも日常のままをわざわざ映画で見せられても、何が面白いのか解らないかも知れない。
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