シネサルの「映画のブログ」

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 2009/03/25(水)の日記 (『ザ・バンク-堕ちた巨像-』『オカルト』)

【3/25(水)】
 『ザ・バンク-堕ちた巨像-』(★★☆)の試写会と、その後に『オカルト』(★★★)のレイトショーを観に行く。
 まず、『ザ・バンク』開映時刻18:30の5分ぐらい前に会場の九段会館に着き入場。
 お客さんは、1階席はほぼ満席。
 本編上映前の予告編で、まず『宇宙へ。』と書いて「そらへ」と読むドキュメンタリー。
 宇宙と空は全くの別物だってことに反して、安直に当て字を使うのが嫌。
 空はせいぜい大気圏内の空間でしかないのに、宇宙はこの世のすべてで、「空間」ではなくて「時空」のこと。
 まあ、「宙」をそらと読むのがギリギリぐらいか?
 その後、『ターミネーター4』、『天使と悪魔』、「アカデミー賞最有力」の『レイチェルの結婚』、確か前作は面白くなかった『ピンクパンサー2』と続いて、終映が遅くなってハシゴに影響しないかがちょっと心配になる。
 終映は20:35頃。
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 半蔵門線で渋谷に向かって、『オカルト』の開映時刻21:05の5分ぐらい前にユーロスペース1に着いて、チラシを集めてから整理番号23番で入場。
 お客さんは30人ぐらい。
 開映時刻になると、いきなり白石晃士監督がスクリーン脇に現れて舞台挨拶が始まる。
 彼は毎日劇場に来ているということで、隣のスクリーン2で上映している『桃まつり』の方の客が多いとぼやいていた。
 (でも、レイトショーで30人ぐらいの入りは、他の映画と比べてそんなに悪くないと思う。)
 『オカルト』は、プロデューサーに「ホラーを好きなように撮っていい」と言われて撮ったとのこと。
 そして、『オカルト』のパンフレットや、阿佐ヶ谷ロフトAで松江哲明監督トークショーのゲストに出るとか、キネカ大森で『テケテケ』『テケテケ2』も上映中とかの宣伝もした。
 終映までロビーにいると言って8分ほどの舞台挨拶が終わって、予告編なしで本編からの上映。
 『オカルト』はフェイクドキュメンタリーと公言している作品で、どうもクセで「放送禁止」シリーズを観ている気分で、何か後ろに変なものが映っていないか気にしながら観ては、そうではないと何度か思い直したりしていた。
 映画の日時の設定=撮影の時期のヒントは、『インディ・●●●●●』(UFOも出てくる、有名オカルト映画)が歌舞伎町の新宿オスカーで上映していたこと、渋谷109の正面の壁面に「9月10日」の広告が出ていたこと、マンガ喫茶の中に『純喫茶磯辺』のポスターが貼られていたことなどから、だいたい2008年9月1日前後くらいか?
 終映は23:00の予定をちょっと過ぎていて、急行に間に合わないのでゆっくりと出ると、入るときに素通りした市川準追悼上映特集」への生花(小堺一機高畑淳子東北新社などから)やポスターなどの展示品にしばらく見入ってしまった。
 そして、白石監督がロビーでたたずんでいたのだけど、せいぜい「良かった」ぐらいしか言えないとか、サインをもらう趣味も無いとか、でも本当の理由は「恥ずかしいから」ということで、特に何もせずにそのまま劇場を後にした。
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