シネサルの「映画のブログ」

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 2010/03/01(月)の日記 (『女と男のいる舗道』『ニューヨーク、アイラブユー』『スパイ』)

【3/01(月)、曇>雨】
 大手町の日経ホールでの「Femmes@Tokyo」の16:00から女と男のいる舗道』(1962年、★★☆)の上映を招待券で観に行く。
 そのついでにハシゴする映画を直前まで考えて、銀座シネパトスでの山本薩夫特集の20:10からの『スパイ』(1965年、★★☆)を観に行くことをまず決め、その前に、TCシャンテでニューヨーク、アイラブユー』(★★)も観ることにする。
 ただし、『女と男のいる舗道』の終映時刻と『ニューヨーク〜』の開映時刻がどちらも17:25で、『ニューヨーク〜』の予告編を15分間と予想して、17:40までに大手町からTCシャンテまで移動するために、あらかじめ千代田線と都営三田線の時刻を調べておく。
 そして、『ニューヨーク〜』のチケットを買う時間を省くために、まず15:30頃にTCシャンテに行ってあらかじめチケットを買い、『女と男の〜』の開映時刻15:00まで30分ぐらいあったので、日比谷=>二重橋前=>大手町と、3つの駅がつながっている地下道を2駅歩いて大手町に向かい、日経ホールには20分ぐらい歩いて15:55頃に着くことができた。
 ただし、汗だくで席に着く。
 お客さんは100人ぐらいで、10%ぐらいの入り。
 上映前の『女と男の〜』の解説や舞台挨拶が、5分の予定だったのが8分かかり、84分の本編終了予想時刻が17:32で、17:35大手町駅初の千代田線に乗れるかがかなり厳しくなった。
 映画の中のバーのシーンで、カウンターの奥に「野火」という文字が見えたが、あれは市川崑監督作品の『野火』(1959)のポスターか何かだったのだろうか?
 終映は予想通り17:32ごろ。
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 急いでエレベーターに向かって、大手町の駅に向かってダッシュし、17:35発の電車に乗ることができた。
 ただし、2分程遅れていたようで、日比谷駅に着いたのが予定より2分遅れの17:40。
 そこから、TCシャンテまで走ってエレベーターに乗りこむ。
 ただし、あわてていて4階のボタンを押し忘れていて、30秒間ぐらい1階で止まったままの扉の閉じたエレベーターの中にいたままというドジをしてしまった。
 それでもスクリーン1に入った時に、ちょうど『ニューヨーク、アイラブユー』の本編の上映が始まったところで、奇跡のすべり込みセーフだった。
 お客さんは100人ぐらいで50%ぐらいの入り。
 岩井俊二監督のパートで、オーランド・ブルーム演じる主人公は、自宅の音楽スタジオで『風の谷のナウシカ』を観ながら仕事をしているのかな?と最初に思ったのだが、『ナウシカ』っぽいアニメに音楽をつけている仕事をしていたのだった。
 『ニューヨーク〜』はパリ、ジュテーム』(2006)のプロデューサーが作った姉妹品ということで、エンドクレジットによると、次回作は『Shanghai, I Love You』らしい。
 ていうか、そこは流れ的に『上海、ウォアイニー』じゃなきゃいかんだろう。
 終映は19:25頃。
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 次の『スパイ』の開映は20:10とだいぶ時間があったので、とりあえず銀座シネパトスに向かって歩きつつ、途中で見かけたカレー屋で腹ごしらえをしようと思った。
 しかし、カレー屋が見つからないままシネパトスに着いたので、とりあえずチケットを買って再び探し始めるが、やっぱり無さそうだったので、コンビニでカレーパンを買って戻り、シネパトス1に入ってロビーで食べる。
 シネパトスでレイトショーは久しぶり
 相変わらず銀座線の振動音が響く。
 お客さんは10人ぐらいだけど、この作品で10人というのは、むしろよく集まったと言えるかも。
 年齢層も、男性の中高年だけでなく、若い人もいた。
 映画ファンにとっては特別な気分になれる、今では数少ないタイプの映画館。
 『黒蜥蜴』(1962年、主演:京マチ子)の予告編に続いて『スパイ』本編の上映。
 田宮二郎が勤める架空の新聞社の外の入り口の背景は数奇屋橋っぽかったが、ということはセットではなく本物ぽかった編集室のシーンは、朝日新聞で撮影されたのだろうか?
 在日朝鮮人の帰国事業による新潟港からの出港のシーンがあるのだが、大々的な撮影で、これも映画撮影のためというより、本物に便乗して撮影したように見える。
 終映は21:50頃。
 銀座線に乗って帰ろうとしたが、しばらく来ないうちに三越のあたりの出入り口の場所が変わっていた。
 今日は、2月28日に開かれた「東京スポーツ映画大賞」の授賞式の模様を伝える東スポの発売日で、気づいたときには駅の売店が閉まっていた時刻だったので、家の近くのコンビにで買う。