主観的な印象なのだが、最近洋画の新作の存在感が薄くなった気がする。
数年前なら、「面白そうか?観なくてもよさそうか?」を判断できるくらいの情報は封切り時には揃っていたと思うが、最近はそれ以前に、どんな映画かも判らない状態で封切りを迎える作品が多くなったように思われる。
6/26封切り作品では、『イエロー・ハンカチーフ』、『エルム街の悪夢』、『ザ・ロード』、『ボローニャの夕暮れ』、『ユニヴァーサル・ソルジャー:リジェネレーション』などが、判断材料になる情報はほとんど無い。
ついでに言えば、来週末の作品でも、邦洋合わせて『踊る大捜査線3』と『ザ・コーブ』以外は同様の情報不足状態である。
このことに関する考察の取っ掛かりとして、まずその理由を考えられるだけ挙げてみようと思う。
【1】私の情報収集の意欲が減った。(十分ありえます。)
【2】情報発信源が減った。(昔NHK-BSにあったエンタメ番組など、他にも気づかないうちに減っている?)
【3】情報の出始めが封切り直前1週間前ぐらいに遅くなった。(短期集中作戦?本国との封切りの時間差縮小の影響?)
【4】広告費の削減。(【2】や【3】の根本原因?)
【5】特定の何かのせいではなく、世の中全体的に映画に対する関心が弱くなった。(結果的にまともな口コミの減少?)
今のところはここまで。
この件は、今後何か進展があったら再度取り上げるつもり。